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混ぜて焼くだけ、からだ想いの「米粉と豆乳のもちもちクレープ」バターオイルなしだから太らず罪悪感なし

保健師ノンオイル料理研究家茨木くみ子ノンオイル健康料理研究家(保健師)

こんにちはノンオイル料理研究家・保健師の茨木くみ子です。
今日は混ぜて焼くだけで、簡単にできる
バターオイルなし「米粉と豆乳のもちもちクレープ」をご紹介させていただきます。
米粉のクレープは小麦粉と違い、もちもちっとした食感が特徴で、やみつきになるおいしさです。
バターオイルなしで作りますので大変低脂肪・低カロリー。からだ想いで罪悪感なし。お財布にも優しいレシピです。

クレープに添えるカスタードクリームも米粉と豆乳で簡単に作れます。
カスタードクリームの失敗はだまを作ることですが
米粉はだまになることがなく、失敗知らずです。
クレープはまとめて焼いて冷凍可能。
自然解凍でレンジで温め直すと、いつでも美味しくいただけます。
夏休みのお子様のおやつや、週末の遅めのブランチにいかがでしょう。

【材料】

材料3人分(6枚程度)

クレープ生地 1枚104kcal 脂質1.6g

卵 1個
砂糖20g
水あめ10g(なくても作れますが入れたほうが焼きやすいです)

A
製菓用米粉100g(リ・ファリーヌかミズホチカラパン・ケーキ用を使用)
ベーキングパウダー1g
塩1つまみ

豆乳200ml(キッコーマンの無調整豆乳使用)
バニラオイル適量

豆乳カスタードクリーム         全量 415kcal   脂質11.0g

卵黄   1個分
米粉   18g
砂糖   50g
豆乳(牛乳)  200ml
バニラオイル 適量

【作り方】

1.カスタードクリームを作る。フッ素樹脂加工の鍋や深めのフライパンに卵黄と米粉・砂糖をいれる。
分量のうちの20ml程度の豆乳(牛乳)を加えてゴムベラでよく混ぜる。残りの豆乳(牛乳)も加えて混ぜ、中火にかけゴムべらで絶えず混ぜながら加熱する。

はじめ20ml程度の豆乳を加えよく混ぜてから、残りの豆乳を加えます。
はじめ20ml程度の豆乳を加えよく混ぜてから、残りの豆乳を加えます。

2.全体にとろみがつき、お鍋の中央がポコポコと沸騰したら火を止めて、バニラオイルを加え混ぜる。
バットなどに移してクリームに密着するようにラップをして冷ます。

3.クレープ生地を作る。卵に砂糖をいれて泡だて器で混ぜて溶かす。水あめも入れて混ぜる。(冬場など水あめが固くなっているときはレンジで溶かして加える。)

4.A 製菓用米粉100g、ベーキングパウダー1g、塩1つまみを入れ、ここでは混ぜずに、分量のうちの60mlの豆乳を入れたら泡だて器でよく混ぜる。
残りの豆乳とバニラオイルを加え混ぜる。
ラップして30分冷蔵庫で寝かせる。(米粉や豆乳の種類でクレープ生地の固さが変わる場合があります。水っぽい場合は少し米粉を足してください。)

豆乳60mlを入れてからよく混ぜる。
豆乳60mlを入れてからよく混ぜる。

5.フッ素樹脂加工のフライパンを弱火で温める。(弱火でじっくり温めるとフライパンに張り付きにくく、きれいに焼ける。)
フライパンにお玉1杯分の生地を流し入れ、お玉の裏で優しく、くるくる、直径18センチ程度に丸く伸ばす。焦げたら裏返し5秒程度たったら皿に取り出す。

フッ素樹脂加工のフライパンを弱火で熱し、クレープ生地を流し、お玉の背でくるくる回転させながら伸ばし焼きます。
フッ素樹脂加工のフライパンを弱火で熱し、クレープ生地を流し、お玉の背でくるくる回転させながら伸ばし焼きます。

6.クレープは4つ折りにして豆乳カスタードクリームを星口金の付いた絞り出し袋に入れ、絞り出す。パイナップル・キウイなど季節のフルーツといただく。写真は仕上げに粉糖をふっています。

【ノンオイルで上手に焼くポイント


フッ素樹脂加工のフライパンは弱火でじっくり温めます。クレープ生地を流した時にジュワっというまで温めておくと、張り付きにくくきれいに裏返すことができます。
1枚目は張り付きやすいですが、張り付いてもフライパンは洗わず、フライパンにこびりついた生地はキッチンペーパーで拭きとります。
2枚目からは張り付かずきれいに焼くことができます。

【食べごろと保存】


焼きたてが一番美味しいです。保存は常温1日。
それ以降は冷凍がお勧めです。
冷蔵庫は固くなりやすい温度帯です。
冷凍のものは自然解凍のあと軽くレンジで温めてお召し上がりください。

クレープ生地の作り方・焼き方はこちらをご覧ください。
仕上げはいちごとカスタードクリームを挟んで折りたたんでいます。こちらもおすすめです。

バターオイルなしのレシピとは

わたしは日本人の身体に負担をかけない美味しいレシピを研究しています。
もともと大変太りやすかった体質がこのレシピのおかげでふとらない体質になることができました。

現代の病気は肥満・生活習慣病・アレルギー・腸疾患・がんなど、脂質の摂りすぎが大きな要因となっている病気がとても多いです。
しかし、脂質の多い食べ物は美味しいですし、すでに私たちの食生活になくてはならないメニューばかり。
そこで、脂質の多い、洋食・中華・洋菓子でも、
レシピを工夫することで、体内ではもともと日本人が食べてきた和食に近くなるようにしています。
低脂質レシピは日本人の内臓や血管、腸など身体に負担をかけることなく代謝され
身体に必要な良質な脂質(お魚の油など)を摂取しても脂質の摂りすぎることもなく、とても安心です。
アレルギー・生活習慣病・肥満予防になり、糖尿病・クローン病・膵炎の方にも安心して食べていただけます。

ノンオイルの食生活を始めたきっかけや、太りやすかったわたしが太らない体になれた理由と体の変化をまとめたものはこちらの記事になります。

油抜き生活を30年続ける訳とよかったこと お勧めの脂質の摂り方

YouTubeではバターオイルなしでお菓子やパン・料理の作り方をご紹介しています。
Instagramではライブや最新情報を配信しています。

ノンオイル健康料理研究家(保健師)

産業保健・特定保健指導・子育て相談などの相談業務を長くしてきました。また自身が過食症・摂食障害を克服し約-20kgのダイエットに成功その体験から日本人に合った健康な食生活は和食だったことを再確認。高脂質な洋食・中華・洋菓子・パンを日本人に合った低脂質な和食に近づけたレシピをご紹介しています。著書多数最新刊「ふとらないクリームのお菓子 」「ふとらない米粉のお菓子」【現在の活動】オンラインや自宅で料理教室にて健康情報や料理レシピを発信保健師業務は「うららか相談」にて個別相談を受けています。料理制作動画はYouTubeにてInstagramでは最新情報とライブをしています。

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