【ガーデニング】ちょっとした工夫で見栄えする!チューリップ球根の効果的な植え方
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。
気付けば9月、ホームセンターの園芸コーナーにも秋植え球根が並び始めました。
いろいろ買い集めるのが楽しいんですよねー
秋植え球根の中でも外せないのがチューリップ。
でも一生懸命選んで植えたのに、春になっていざ咲いたら思っていたイメージと違う…
これはチューリップあるあるなんです。
どうせ植えるならひと工夫して「映えるチューリップ」を目指しましょう。
チューリップはまとめて植えよう
単体ではショボいチューリップ
イメージが先行しがちなチューリップですが、一株につき花は一輪しか咲きません。
全体的なシルエットは縦に長く横幅が狭い。
つまりひょろ長い花なのです。
花と葉の間隔も長く、隙間があるので向こうが透けて見えてしまいます。
この手の花は1本や2本植えても見栄えがしません。
チューリップは6本のグループ植え
チューリップは最低でも6本、同じ背の高さのものをグループにしてまとめて植えましょう。
グループ植えすることによって花部分のボリュームを出します。
球根の植え付けに間隔を空けては絶対ダメ。
テキストによっては「庭植えの場合、球根と球根の間は15cmくらい」と書いてありますがそれでは間隔が広過ぎます。
背の高い品種なら倒れるリスクが増えるだけ。
球根と球根の間隔は3~4cmで十分です。
同系色でまとめよう
チューリップのグループ植えは色選びにも注意して下さい。
1のように色をばらけさせるとまとまりが悪い。花部分のボリュームが出ません。
2は同一色の球根をグループ植えにしたもの。花の一体感が出ます。
3は同系色の花色をグループ植えにしたもの。ボリュームが出て奥行も出てきます。
1ではグループ植えする意味がありません。
花部分のボリュームを出す為には2か3の花色のチョイスが効果的です。
高級品種を植える時は
チューリップには変わった花びらや花色が特徴の高級品種もあります。
球根も高価なのでこれを6本のグループ植えにしていくとお小遣いがいくらあっても足りません。
こんな時は「同系色、同じ高さ、同じ花形」の安いチューリップを後ろに従える形でグループ植えにして下さい。
「同じ花形」といっても丸い花か百合咲きかくらいのざっくりした考え方で十分。
グループ植えすることによって視線が行きやすく、また手前に植えることによって高級品種が目立つお得な植え方です。
ダブルデッカーの寄せ植えの場合
チューリップとパンジービオラをダブルデッカーで二段植えする方も多いと思います。
その時の花色にも注意して下さい。
チューリップの花色とパンジービオラの花色が同じ場合、パンジービオラの方が花が密集して咲くのでチューリップが引き立ちません。
こんな時はチューリップとパンジービオラの花色を分けましょう。
それぞれに視線が行き、お互いを引き立てあう効果が楽しめます。
球根の植え付けは涼しくなってから
チューリップの球根は10月から植え付け可能と言われています。
けれど毎年100個以上植え付ける私に言わせるとそれでは早過ぎ。
チューリップの球根は高温と蒸れにとても弱いのです。
植え付け後に蒸し暑い日が続くと、土中で傷んだり腐ったりして芽を出さない場合があります。
季節を勘違いして11月頃に発芽してしまう年もありました。
球根の植え付けは植え付け可能期間の最後の頃にする方がキレイな花が咲きます。
球根の薄皮は浮いてきたら剥がそう
購入してから家に置いておくと、球根の茶色の薄皮が剥がれてくる時があります。
そんな時は薄皮を剥がしてしまって下さい。
大事なのは植えた時に球根が土と密着すること。
中途半端に浮いた薄皮は取り除いてしまいましょう。
球根から浮いていなければ無理矢理剥がさずそのまま植え付けて下さい。
無理に剥がすと傷が出来て腐る原因になってしまいます。
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