駄菓子屋さん。懐かしいこの響きを持った子供たちの社交場。最近は街なかの独立した駄菓子屋さんがめっきり減っているように思います。大人になって見えなくなっている？どうもそうではなさそうです。過去20年で7割減っているということです。

昭和の時代に子供たちだったお父さんの頃は、あちこちにあった街の駄菓子屋さんで100円を握りしめて、店主さんにカウントダウンをしてもらいながら放課後を楽しんだものです。そんな日本の原風景が市川の高谷にはまだ、しっかりとありました。

「駄菓子屋バッジ」。東西線原木中山駅から徒歩約5分。県道179号線沿いの路地をちょっとだけ入った場所にこどもたちのワンダーランドがあります。平日の放課後も近所のこどもたちがひっきりなしに訪れる由緒正しき街の駄菓子屋さん。

店内にはお父さん感涙のアイテムもずらり。お父さんたちが子供のころからあった麩菓子やミルク煎餅もいまだ健在！

懐かしの駄菓子「にんじん」は、フォルムもそのままに感涙もの。おつまみにも最高の「ポテトフライ」は、大人買い必至と名品逸品がずらり。

タイトルを見ると思わず声に出して復唱したくなるほど、うれしくなってしまうラインナップ。

まさしく童心に帰れる場所。常連のこどもたちの元気な姿とメッセージも店内に掲げられており、地域に愛されるかけがえのない存在だなぁと納得。時代は令和になっても子供たちの笑顔はなんにも変わっていません。

さらに店の奥にはこれまた昭和にはあたり前のようにあった鉄板が。鉄板焼きのメニューもあってちょっとしたランチ代わりにもなる美しいまでの正統派。

店主さんとの会話も弾み、この風景がいつまでも残っていますようにと心から思います。

【駄菓子屋バッジ】

住所：市川市高谷1-11-6
電話：047-328-3988
時間：月～金曜　11:00～20：00
土曜　11:00～19:00
日・祝日　11:00～18:00
休み：無休