宮崎にパ５球団、韓国プロ１球団が集結して３日間

　宮崎春季キャンプ締めくくりで恒例となった「球春みやざきベースボールゲームズ」の来年日程が１１月１４日に発表になった。６回目の開催となる。

　２月２７日（火）に開幕し、３月１日（木）までの３日間で計９試合が開催される。

　参加チームは宮崎市内でキャンプを行うソフトバンクとオリックス、宮崎県南郷町がキャンプ地の西武。そして沖縄でキャンプを張る楽天とロッテも参戦。さらに韓国の斗山ベアーズも加わり、計６球団となる。

　春季キャンプの仕上がりをチェックできる絶好の機会であると共に、ペナント開幕に向けた調整期間とはいえパ・リーグ５球団が集結しての同一リーグの戦いだけに火花散る熱戦が期待できる。

鷹ナインがどのような”姿勢”を見せられるか

　いきなり楽しみな対戦も実現する。２月２７日、２年連続日本一を目指すソフトバンクと井口資仁新監督が就任したロッテとの一戦は要注目だ。井口監督の采配はもちろんだが、鳥越裕介ヘッド兼内野守備走塁コーチ、清水将海バッテリーコーチも今年まで在籍した古巣との初対決になる。

　特に鳥越コーチは選手時代も含めれば１８年間もダイエー、ソフトバンクに在籍。２軍監督やコーチとして松田宣浩や今宮健太ら、現在のほとんどのソフトバンク主力陣を一人前に育て上げ、選手やファンから退団を惜しむ声が止まなかった。敵チームとして初顔合わせとなるソフトバンクナインがどのようなプレー、さらには野球への姿勢を見せるか。まさしく一挙手一投足が見逃せない一日となりそうだ。

　また、３月１日のロッテと楽天の一戦は開幕戦と同じカードとなっており、こちらも前哨戦として注目を集めそうだ。