災害時に役立つ段ボールの活用方法①
こんにちは!段ボールアドバイザー兼、Webライターの木矢部通です。
今回は、災害時にこそ役立つ段ボール活用方法の1つ「簡易段ボールマット」の準備方法を解説します。
避難所で寝る際に、寝心地が悪い、下から冷え込むなどの問題を改善したいなら必見の内容です。
はじめに
この度は、能登半島地震で影響を受けた皆様へ、心からお見舞い申し上げます。私は段ボールアドバイザーとして、皆様の生活に少しでも役立つ情報を提供するという形で貢献したく考えております。
今回は、避難生活を少しでも快適にする「簡易段ボールマット」を紹介します。
(正直なところ段ボールベットを作成できれば一番快適ですが、おそらく材料調達が困難だと考えました。)
段ボールを調達しよう
簡易段ボールマットを準備するにあたり以下の材料を調達しましょう
◆必要材料
・段ボール箱×3~5箱(使用者の体の大きさによりけり)
材質の種類(Aフルート:5mm、Bフルート:3mm、WFフルート:8mm)
簡易マットとして使用するならWフルートがおすすめ
◆あれば良し
・ビニールシートorゴミ袋(2~3枚)
なぜ段ボールなのか
段ボールは梱包箱として優秀ですが、基本的にワンウェイで使用されるゆえに、廃棄されることが多く、さまざまな場所で調達が可能です。
また3~5層構造となり、間に空気の層があるため緩衝性と多少の断熱性を兼ね備えています。それゆえに布団の下に敷くことで、クッション性の向上や地面からの冷え込みを削減することが期待できます。
段ボールで簡易マットを作ろう
それでは、簡易段ボールマット作成方法を解説します。
段ボールを設置しよう
使用者の体の大きさによりますが、身長分の長さの段ボールを床に並べる。
敷く際の注意点は、重ねれれば重ねるほどクッション性と断熱性が上がるので、2段以上は重ねたいところ。
重ねすぎて不安定になります。寝心地が悪くなるので注意してください。
簡易段ボールマットの一工夫
もしビニールシートがあれば段ボールの下に敷くと断熱性が増します。さらに耐水性も上がるため、地面からの湿気に強くなります。もし、野外で使用する場合は極力、ビニールシートがあると良いです。
またビニールシートがなくゴミ袋がある場合は、段ボールにゴミ袋を入れて敷くと耐水性と断熱性が上がるでしょう。段ボールは水に弱いので、できる限り弱点を保護することで、簡易段ボールマットとしての役割を果たせます。
まとめ
今回は、簡易段ボールマットの準備方法を解説しました。段ボールは緩衝性や多少の断熱性は期待できる素材です。上手に活用することで皆さんの生活に役立つことは間違いありません。
この記事が皆さんの手助けになれば幸いです。