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ネコも飼い主も大満足!段ボール製爪とぎの選び方を段ボールアドバイザーが解説

木矢部通段ボールアドバイザー/Webライター

こんにちは!木矢部通です。

今回は、段ボールの新たな可能性であるネコの爪とぎについてスポットライトを当てます。

なぜネコは爪とぎが必要なのか、段ボール製の爪とぎの特徴やおすすめの商品などを解説するので、ぜひ参考にしてください。

ネコの爪とぎの重要性

ネコは自然界の優れた狩猟者で、その爪は獲物を捕らえるために必要不可欠です。しかし、ペットとして生活するネコにとって、爪は部屋や家具を傷つける原因にもなりかねません。

そこで、爪とぎが役立つでしょう。爪とぎは、ネコがストレスを発散し、爪を健康に保つための重要な役割を担います。

しかし、すべての爪とぎが同じ効果は期待できません。商品によって、それぞれの特性があるので把握することが大切です。

ネコの爪とぎの本来の役割

爪とぎは、ネコが自然に爪をとぐ行動をサポートするためのものです。これにより、爪の健康を保つとともに、ストレスを発散する手段となります。

また、爪とぎは、ネコのマーキングともいわれており、ネコが自分のテリトリーを主張する行動で、これによりネコは安心感を得られるでしょう。

ネコの爪切りは必要?

ネコの爪のケアは、ネコの健康に重要な役割を果たします。しかし、ネコの爪をカットするかどうかは、ネコの生活環境や行動によります。

一部のネコは、爪とぎを適切に使用することで、自然に爪をとげます。しかし、室内で生活するネコや、爪とぎをあまり使用しないネコの場合、定期的な爪のカットが必要になります。

爪切りは、簡単ではなく適切に行われなければ、逆にストレスを与える可能性があるため、ネコの反応をよく観察し、必要に応じて専門家の助けを借りることが推奨されます。また、爪とぎの使用を促すことで、爪のカットの必要性を減らすことも可能です。

爪切り頻度と費用感

一般的な成猫の場合は、3週間~1ヶ月に1回程度の爪切りが適切です。子ネコの場合は爪の伸びるスピードが早いため、2週間に1回程度のペースでも構いません。

爪のカットを専門家に依頼する場合、料金は病院やペットショップにもよりますが平均で500円〜1,000円ほどです。これはあくまで一般的な相場であり、地域や病院により異なる場合があります。

また、爪切りだけでなく、健康診断や他のケアを一緒に行う場合は、それらの費用も考慮する必要があるでしょう。

爪とぎ選びのポイント

爪とぎを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。

材質

爪とぎの素材は、ネコが使用感を気に入るかどうかに大きく影響します。また、素材の品質は、爪とぎの耐久性に直結します。

今回、段ボール製を主体に紹介をしますが、材質が弱いものだと、ほとんど爪はとげず、段ボールの切れくずが散らかるだけになりかねません。(ネコのストレス発散にはなります。)

つまり、ある程度、堅い材質であることがポイントとなります。

サイズ感

ネコの大きさや好み、そして家の空間に合わせて、爪とぎのデザインとサイズを選ぶことが重要です。一般的な考え方として、小さなネコや子ネコには小さめの爪とぎ、大きなネコには大きめの爪とぎが適しています。

ネコの体に合わせた爪とぎを用意してあげましょう。

安全性

爪とぎは、ネコが安全に使用できるものでなければなりません。鋭い部分や取れやすい部品がないか確認しましょう。

ネコが爪とぎを使っている最中に倒れたりしないよう、安定した設計のものを選びましょう。

市場で人気の爪とぎ製品の紹介

市場にはさまざまな爪とぎ製品があります。その中から、評価が高く、ネコにとって使いやすいとされる製品をいくつか紹介します。

選ぶときのポイントは、材質、サイズ、安全性の観点で選択しつつ、本当に爪がとげるのか?という確認も行いましょう。

バリバリボウル(猫壱)

この爪とぎは、ユニークなデザインが特徴で、猫が中に入って遊べます。とにかくデザイン性に優れており、インテリアの一環として置いていても違和感のない人気商品です。

サイズ:400φxH120mm
生産 :中国

ガリガリウォール(ミュー)

ガリガリウォールはネコが立った状態で爪をとげる商品です。ネコによっては立って爪とぎをしたいネコもいるため、そんな場合にはおすすめの一品でしょう。

サイズ:W350mmxD320mmxH700mm
生産 :中国

ネコの爪とぎ(アイリスオーヤマ)

この爪とぎは、シンプルなデザインで、とにかく安く済ませたい方向けの爪とぎです。安価ゆえに材質も弱いもののため爪はあまりとげない可能性は高いでしょう。

ただし、ネコのストレス発散には打ってつけの一品かもしれません。

サイズ:W485mmxD118mmxH25mm
生産 :日本

ビビニャン

ネコの爪切りが不要になる新しいタイプの爪とぎです。ネコの習性である「爪とぎ」を利用して、自然に爪が削れるような設計が施されています。

1日の爪とぎ回数にもよりますが、猫が爪とぎをするだけで、およそ1週間後には爪の先端が削れた状態になります。爪切りでいう「ちょい切り効果」が現れたら、深爪(削り過ぎ)を防ぐためヤスリのない面でとぎをさせてあげると爪切り頻度を減らせるでしょう。

サイズ:W430mmxD160mmxH40mm
生産 :日本

ネコが爪とぎを使うようにする方法

新しい爪とぎを導入したら、ネコがそれを使うように促す必要があります。そのための方法をいくつか検討する必要があるでしょう。

例えば、爪とぎの近くで遊んだり、爪とぎに「またたび」を振りかけるなどの方法が一般的です。

爪とぎの交換時期

爪とぎの交換時期としては段ボールの材質とネコの爪とぎ頻度に関わってきます。段ボール製の爪とぎは消耗品であり、使用により徐々に劣化します。

そのため、定期的にチェックし、必要に応じて新しいものに交換することが大切です。

まとめ

ネコの爪とぎは、ただ部屋や家具を保護するだけでなく、ネコの健康や精神状態につながります。爪とぎの材質、サイズ、安全性など、選び方のポイントを理解し、ネコのニーズに合った爪とぎを選ぶことが重要でしょう。

また、爪とぎの交換時期も忘れずに適切な爪とぎを提供することで、ネコも飼い主も大満足の結果を得られるに違いありません。ネコの幸せと健康のために、最適な爪とぎ選びを心がけましょう。

段ボールアドバイザー/Webライター

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