Yahoo!ニュース

LGがハンファに今季負けなしの7連勝 相性が良いオ・ジファンが2打席連続弾<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
2打席連続弾の1本目、6号ソロを放ったオ・ジファン(写真:LGツインズ)

17日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

チャムシル球場のLGツインズ-ハンファイーグルスは8-0でLGが勝利。LGの先発イム・チャンギュ投手が6回2安打無失点に抑えて、今季5勝目を挙げています。

LGはこの日の勝利で、今季ハンファ戦負けなしの7連勝。打線ではハンファと相性が良いオ・ジファン選手が活躍を見せました。

2番ショートのオ・ジファン選手は2-0でLGがリードの3回裏、1死ランナーなしで低めのストレートをとらえ、低い弾道でライトスタンドに飛び込む6号ソロホームラン。

さらにオ・ジファン選手は5回にもランナーを1人置いて、今度は大きく放物線を描く滞空時間の長い一発をライトに放り込みました。

2打席連続の6、7号アーチを放ったオ・ジファン選手は4打数2安打3打点。ハンファ戦の今季の成績は打率4割4分8厘、4本塁打、10打点です。

(関連記事:中日、西武の元中継ぎ投手・岡本真也 もつ鍋店主の今と韓国の元同僚の成長に感じる10年

◆「今季の1試合平均の試合時間は?」

今季の16日までの1試合平均の試合時間は3時間7分(延長戦含み3時間10分)。昨年は3時間11分でした。NPBはというと3時間13分です(延長戦含み3時間15分)。

この日のKBOリーグは2時間台が2試合あった一方で、4時間を超えるゲームも2試合(延長戦1試合含む)ありました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

この日、出場機会はありませんでした。試合は2-4でKIAタイガースに敗れています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇7月17日(金)の結果

・LG 8- 0 ハンファ(チャムシル)

 勝:イム チャンギュ

 敗:キム ジンウク

・SK 12- 9 キウム(インチョン)

 勝:シン ジェウン

 敗:アン ウジン

・サムスン 15- 10 ロッテ(テグ)

 勝:チェ チェフン

 敗:ソ ジュンウォン

・KIA 4- 2 トゥサン(クァンジュ)

 勝:ブルックス

 敗:ユ ヒグァン

・NC 3- 3 KT(チャンウォン)

 勝:

 敗:

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

室井昌也の最近の記事