【京都市】中京区 街中に突然現れる『化粧水』は絶世の美女「小野小町」ゆかりの井戸があったと伝わる♪
京都の繁華街である四条通、その四条西洞院交差点の角にある小さな石碑が突然出てきました。
そこには「化粧水」と刻まれています。
説明を読んでいると、「小野小町」が実際にお化粧の際に使っていた井戸があったと伝わるそうです。
「小野小町」といえば、絶世の美人としてしられる平安時代の代表的女流歌人。
石碑横の立て看板を見ると、「化粧水は西洞院四条の南にあり、いにしへ、この所に小野小町の別荘ありしなり」と、1780年に出された書物「都名所図會」の引用が紹介してあります。
「小野小町」といえば9世紀ごろに活躍した、和歌の名手をさす六歌仙、三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。
都の宮中にて仕えた絶世の美女と呼ばれる「小野小町」は、「深草少将(ふかくさのしょうしょう)の百夜通い」という伝承が残されています。
山科の「随心院」にはその伝説にまつわる話が残されています→ 小野小町ゆかりの『随心院』は時代劇などロケの聖地♪
楊貴妃、クレオパトラとともに並べられて「世界三大美女」の一人として数えられる「小野小町」。
絶世の美女としての多くの逸話を持ち、女流歌人としても、歌が古今和歌集や小倉百人一首に撰ばれるなど活躍した女性。
「高津商会」では、「小野小町」など様々な時代背景を持った人たちのテレビ再現ドラマや映画などで小道具たちが活躍しています。どんな人だったのか、時代背景なども含め小道具について勉強することがあります。
その中でも、小町の生涯は謎に包まれていて、わからないことが多いと伝わります。
その「小野小町」の「化粧水」に使われた水が出ていた井戸があったと伝わるこの場所。
なんだか神秘的ですね♪
小野小町の化粧水の石碑(化粧井戸)
京都市下京区西洞院通四条南東の植木