もう悩まない!ごちゃごちゃするコード類のスッキリ分かりやすい3ステップ収納術
こんにちは。片付け・収納の専門家、鈴木久美子です。私は日々、個人のご自宅にご訪問し、片付けのサポートや収納改善などをしています。
そんな中、必ずと言っていいほど、いろんな場所から出てくるのが、コード類やねじ、部品、付属品です。
毎回、お客様と一緒にコレ、何だろうねー…、と言っております。
ごちゃごちゃするし、何だか分からないし、必要な物がすぐに取り出せない…。そんなお悩みの多いコード類の収納を3つのステップに分けて簡単にご紹介します。
①使っている物と使っていない物に分ける
1ステップは、コード類に限らず、整理収納の鉄則でもある、使ってる物と使っていない物に分けることです。
使っていないゴチャゴチャしたコード類が、普段使うスペースに入っていると、日々の収納が使いにくくなってしまいます。
とりあえずコード類や付属品などを1か所にまとめて入れている方も多いのですが、そこから不要な物は取り除きましょう。
その際に明らかに、不要な物(現在すでにない電化製品のコードや、用途がダブっている物など)があれば、潔く手放してください。
なんだか分からないけど、もしかして必要な物かもしれない…、という判断がつきにくい物もでてくるかと思います。その時は一旦よけてください。
②使途不明だけど必要かもしれないコード類の収納
2ステップは、使途不明だけど、必要かもしれない物の収納です。
どこの家でも必ず出てくる、用途不明のコードや部品類は、ボックスを用意して『用途不明のコード、付属品』などとボックスに明記して、ざっくりと入れてしまいましょう。
そのボックス自体は、あまり出番はないかと思われますので、納戸の奥や、収納庫の取りにくい場所に置いてしまってOKです。収納の中もざっくりで大丈夫です。こだわっても時間の無駄になってしまいます。
今後も片付けや整理をしていて、よくわからないコード類と遭遇した場合には『用途不明のボックス』に入れてしまいましょう。
洋服や雑貨と違い、電化製品のコードや付属品は捨ててしまうと、あとで困ることもあります。その不安が整理を妨げる一因にもなっています。捨てるのではなく、一旦別の場所によける、という事をしてみましょう。
そのボックスの中を適宜見直していくことで、時期がくれば、やっぱり不要だった、などと気が付くかもしれません。
③現在使っているコード類の収納方法
3つめのステップは現在使っている、用途が決まっているコード類を整えていきましょう。
使っているものは、出し入れしやすく、分かりやすく収納したいですね!
いろいろな家電に付属のケーブルや、パソコン、タブレットの充電、HDMIケーブル、イヤホン、いろいろあるかと思います。
適当に収納していると、コードが絡まってしまったり、ゴチャゴチャしてしまいます。
コード類の収納には、ジッパー付きの袋を利用するのがおすすめです。
ご自宅にあるものでは、ジップロックなどを使ってもいいですし、より使いやすくするためには、スライダー付き袋やファスナー付きの袋を使うと、出し入れもしやすくなりますし、繰り返し使っても破れにくいのでおすすめです。
さらに使いやすく!『どれか分からない』を防ぐために
今回、①で不明なコードや部品は一旦、よけておきましょう、とお話ししましたが、皆さんのご自宅にも何だか分からない物がたくさんあったと思います。
そうならないために、やっておいてほしいことがあります。
今、使っている物や、新しく物を買ったときについてきたコード類や、付属品類に、きちんと名前を付けてあげることをおすすめします。
細々した部品はジップロックなどに入れて、簡単にペンで内容を記載しておきましょう。
コード類は、コード自体にもラベルを貼っておくと非常にわかりやすく、使うときも便利です。
よく電源タップに刺さっているところを見て、あれ、どれがどれのコード???と分からなくなってしまう事ありますよね。
このひと手間をしておくと、後でとても楽になりますのでお試しください。
今回は、どこのご家庭でもお悩みの多い、コード類の収納方法についてご紹介しました。
家庭の中で、かなりの電子機器や家電が増えてきて、それに伴ってコードや付属品も増え、より分かりにくくなっているかと思います。
ちょっと面倒でも、一度整理してしまうと、とてもスッキリするはずですよ!