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ハズレの「えのき」を買わない選び方!たった3つのコツを、元スーパーの店員が解説!

ぱるとよ料理研究家

「えのき」は日本の食卓において非常に人気のある食材で、多くの方が日常的に使われているのではないでしょうか。スーパーで鮮度をチェックせずに購入すると、日持ちがしないえのきを買うこともあります。では新鮮なものとそうでないものとを見分けるには、どのような点をチェックすれば良いのでしょうか。

今回は、スーパーで青果担当者として勤務していた「ぱるとよ」が、新鮮な「えのき」の選び方について詳しく解説します。

鮮度チェックのコツ1:乳白色で透明感はない

「えのき」の鮮度を確認するための最初のコツは、その色を見ることです。新鮮な「えのき」は乳白色で、透明感がありません。透明感があるものは傷んで鮮度が落ちている可能性が高いです。これらは避け、乳白色のものを選ぶことが重要です。

えのきのパッケージの多くは中身が確認できるようになっています。しっかりと色を確認して購入するのをオススメします。

鮮度チェックのコツ2:ハリがある

「えのき」を選ぶ際の次のコツは、ハリがあるのをチェックすることです。新鮮な「えのき」はしっかりとしたハリがあります。

これは、手で軽く触ってみるとすぐに分かります。柔らかすぎるものや表面がベトベトしているものは鮮度が悪い可能性が高いです。ハリがあるものを選びましょう。

もちろん強く触るのはNGです。またハリがないものは、水分を含んでくたっとしていることが多いです。さらに鮮度が悪くなると、石づきの方までぐったりしています。

この石づきは、どこで切るのが正解か?ご存知ですか?詳しい内容はこちらの記事で解説しています。

・えのきの石づきは、どこで切るのが正解?意外と知らない豆知識を、元スーパーの店員が解説

鮮度チェックのコツ3:巨大化していない

新鮮な「えのき」の大きさも重要なポイントです。「えのき」が巨大化していると、食感が良くありません。

大きすぎるものは避け、適切な大きさのものを選ぶことをおすすめします。巨大化すると旨味が感じにくくなるため、美味しさが激減します。

ちなみに冷蔵庫の中でえのきを保存しても巨大化しますので、えのきは出来るだけ早めに食べるのをオススメします。

まとめ

  • 新鮮な「えのき」は乳白色で、透明感がありません。
  • しっかりとしたハリがある「えのき」が新鮮です。
  • 巨大化していない、適切な大きさの「えのき」を選ぶことが重要です。

これらのポイントを心がけることで、新鮮で美味しい「えのき」を手に入れることができます。鮮度の高い「えのき」を選ぶことで、料理が一層美味しくなり、食卓が楽しくなることでしょう。

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料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながらフリーランスとして活動中。

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