空も祝福 ハリー王子の結婚式は「理想的な天気」のもとで
世界中が注目をしている英国ハリー王子と女優のメーガン・マークルさんの結婚式が、今日19日(土)ロンドン近郊のウィンザー城で行われます。
賭け好きのイギリスだけあって、ブックメーカー(賭け屋)は「過去最も暑いロイヤルウェディングになるか」「式の間に雨が降るか」「最高気温は25℃を超えるか」など、こぞって天気に関する賭けを行っているようです。
今日はいったいどんな天気になるのでしょうか。
「理想的な天気」
イギリス気象局は「王室の結婚式に理想的な天気(ideal for the Royal Wedding)」になると発表しています。
日中の最高気温は20℃で平年よりも2℃高く、挙式やパレードが行われる昼間は快晴との予想がでています。
通常5月は、ひと月のうちで10日間も雨が降るロンドンですから、この晴れは貴重といえましょう。この晴天をもたらすのが、右の天気図にある大きな高気圧です。
これまでのロイヤルウェディングの天気
ハリー王子の結婚式は最高の天気のもとで行われるようですが、過去のロイヤルウェディングはどうだったのでしょうか。天気を振り返ってみましょう。
イギリスの放送局BBCによると、1947年11月に行われたエリザベス女王とフィリップ王子の結婚式の時は、くもりで最高気温が14℃でした。また、1981年7月のチャールズ皇太子と故ダイアナ妃の結婚式の時は、晴れで最高気温が24℃、さらにウィリアム王子とキャサリン妃の式はくもりで20℃でした。
雨の多いロンドンであるにもかからず、過去3回のロイヤルウェディングではすべて雨が降っていないようです。イギリス王室は「好天一家」と言えるかもしれませんね。
結婚式のセレモニーは現地時間の今日12時(日本時間20時)から始まります。天気にもぜひご注目ください。