【名古屋市】シェアサイクル体験記③文化のみち〜徳川園まで150円！天むすを名園で堪能。出会いや発見も

愛知深掘りライター（名古屋市）

2023/12/20(水) 7:28

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前回のシェアサイクル体験記②では、名古屋に展開するシェアサイクル「Charichari（チャリチャリ）」を使って、円頓寺商店街・松露堂さん〜名古屋城周辺〜文化のみち橦木（しゅもく）館へサイクリングした内容ご紹介しました。

シェアサイクルのメリットとして、以下をお伝えできました。

・徒歩では時間がかる場所でも、シェアサイクルならふらっと訪れようという気になる
・道中に発見があり、カメラとの相性が良い
・公共交通機関で行きにくい「文化のみち」へアクセスしやすく、名古屋の歴史や魅力を再発見できる

それでは最後に、文化のみち橦木（しゅもく）館〜地雷也徳川本店〜徳川園を訪れたライドをレビューしたいと思います。

前にもお伝えしましたが、目的地でゆったりと過ごせるのもシェアサイクルの醍醐味です。橦木館の1階には、旧応接室を利用した「SHUMOKU CAFE」さんが営業しています。

庭園や和館を眺め、歴史情緒に浸りながら、紅茶クリームソーダとパンケーキのセットをいただいた時間は至福のひとときです。

お店の方とお話ししていると、最近Instagramでは「SHUMOKU CAFE」さんと近くの喫茶店「ボンボン」さんを一緒にめぐるのが人気らしいとお聞きしました。

そう聞くと、次回足を運んでみたくなりますね。現地のコミュニケーションを楽しんだり、それがきっかけで旅が広がるのって何だかワクワクします。

続いて訪れたのは、天むすの名店「地雷也徳川本店」さんです。そう、新幹線を利用していると、よく名駅で見かけるあの"地雷也"さん。実は徳川に本店があるのです。

徒歩ではなかなかアクセスするのは大変ですが、シェアサイクルであれば何のその。念願の天むすの老舗の聖地を訪れることができました。

天むすを持って、自転車を漕ぐこと約5分ちょっと。名古屋を代表する名園「徳川園」へ入園します。時期は12月中旬ですが、なんとまだ紅葉が残っており、風光明媚な美しい庭園の風景を鑑賞できました。

中でも、蛇の尾〜大曽根の瀧までの区間の紅葉が素晴らしかったです！

そんな秋の徳川園でベンチに座って、先ほど購入した「天むす」をいただきます。

駅弁でもあまり見かけない高菜天むすは、程よい塩加減のお米と、プリッとした醤油味の海老天、高菜のアクセントが効いており、食べ進める手が止まらない美味しさでした。

テイクアウトを利用して、自転車でサクッと移動。まだ温かいうちに美しい景色を眺めながら、お昼ご飯をいただく。こうした楽しみ方も自転車ならではだと思います。

料金は150円です。3回目となると、もう驚かないですね！それでは本日のライド記ログをまとめてみます。

・名古屋駅周辺〜四間道〜円頓寺商店街（喫茶まつばさん）　13分2秒／1.23km／39kcal／84円（チケット割引で0円）
・円頓寺商店街（松露堂さん）〜名古屋城周辺〜文化のみち橦木館　1時間1分4秒／6.78km／183lcal／372円
・橦木館〜地雷也徳川本店〜徳川園　24分12秒／2.45km／72kcal／150円

■合計

1時間38分18秒／606円（チケット割引で522円）

なんと地下鉄の土日エコ切符より安い料金に！まさかここまでリーズナブルに利用できるとは思っていませんでした。

そして最後に、③で感じたシェアサイクルのメリットをまとめてみます。

・目的地でゆっくりできる分、新たな発見や出会いがある
・地雷也徳川本店で出来立ての天むすを購入して、徳川園でいただくのが最高