代々木公園の河津桜が見ごろに【東京都渋谷区】
3月3日 桃の節句の東京は陽ざしが暖かく、代々木公園の河津桜も見ごろを迎えています。
桃の花によく似た河津桜は、伊豆の河津町で1955年に発見された早咲きの桜。河津町出身の渋谷区民の厚意で 代々木公園に約10本の河津桜が植樹されたそうです。
河津桜は、「原宿門」から入って右手に伸びる遊歩道を進み、「閲兵式の松」を通り過ぎ、水辺の「バードサンクチュアリ」や「三本きのこの休憩舎」も超えた先にあります。→園内MAP
河津桜エリアの近くに来ると、急にわーっと桃色の花が咲きほこっているのが見えてきて感動します。
河津桜のもう一つの見所は、花蜜を吸いにこぞってやってくるぷくぷくかわいい目白たち。枝から枝へとせわしなく飛び移りながら、ちゅんちゅんピチピチ大騒ぎで花蜜を吸いまくる目白の宴は見ていて飽きません。
河津桜はとても華やかで、一足早くお花見ができるのでとても人気があります。ただ、木の根元をあまり踏み散らすと、木が傷んだり、芝生が枯れる一因になるそうなので、少し離れた所からそっと花を愛でるようにしたいですね。
それにしても、戦火のウクライナを思うと、3月の青空の下で平和にお花見がたのしめるのは 決して当たり前のことではなく、奇跡のように幸せなことなのかもしれません。
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代々木公園
東京都渋谷区代々木神園町2-1
TEL 03-3469-6081(代々木公園サービスセンター)
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