【仙台】12年に一度のご開帳は必見!秘仏、荒町毘沙門さま「満福寺」寅年ご開帳は8月2日まで。
こんんちは、ずんだです。
仙台七福神の一つ、荒町にある毘沙門堂「満福寺」。
現在、12年に一度のご開帳ということで、これは必ず行かなければ!と、足を運んでみました。
こちらの毘沙門堂は、奥州藤原氏の秀衡が運慶につくらせたという毘沙門天を祀っています。
毘沙門天は多聞天とも呼ばれ、本来は武神ですが、ここの毘沙門天は子育ての守護神として信仰されています。
ご開帳されている毘沙門堂。訪れたときにはお経が唱えられていましたが、終わった後に中に入れて貰えました。
思ったより大きな毘沙門天様。一刀彫りだそうですが、明治37年(1904)の火災で、表面が焼けただれてしまったそうです。炭のようになってはいますが、原型はとどめていますよね。
虎は一日で千里の道を走ると言われていることと、動物の王としての力強さと風格から毘沙門天の使いであると言われているので、毘沙門天様のご開帳も12年に一度、寅年なんだそうですよ。
今年2月に初めて毘沙門天様を訪れたのですが、どこも閉まっていたので、帰ってからいろいろ調べてみたら、ご開帳が12年に一度、しかも今年ということがわかって、これは絶対参拝に来なければ、と思っていたのでした。
こちらも普段は閉まっている「百八体毘沙門堂」・「子安観音堂」。今日はこちらもご開帳されていました。こちらも参拝できるなんて、とてもありがたいですね。
こちらは「百八体毘沙門堂」。108体の毘沙門天様、全てポーズや表情が違うのだそうですよ。
こちらは「子安観音堂」。千体の観音様がいらっしゃるそうです。これだけ一同に並んでいると圧巻。凄い迫力ですよね。
ずんだが訪れたのは午前中。伊達武将隊のイベントも行われていましたが、まだまだお祭りの準備中といった感じでした。
午後からは御神輿やすずめ踊りも予定されているようでした。夜の方がきっと賑やかなんでしょうね。
これまでの数年間を取り戻すように、ようやくお祭りなども開催されてきましたね。
今日御紹介した、毘沙門堂・百八体毘沙門堂・子安観音堂、3つとも、通常は閉まっていて見れません。3つ揃って拝見できるのは、本日8月2日まで。
次に拝見できるのは、12年後の2034年です。この機会に是非参拝してみてはいかがでしょうか?必見です!
【金光山満福寺(毘沙門堂)】
仙台市若林区荒町206番地
毘沙門堂