手作りバターは植物性でも可!振るだけ簡単!でもちょっとビミョーかも。。。
こんにちは。
先日、生クリームからバターを作って感動したkuratabaです。
その時の記事はこちら⇒手作りバターの作り方
前回作ったバターは風味も良くて申し分なかったんですが、嫁さんからは、「普通にバター買った方が安いじゃん」と言われてしまいました。
ムムム・・・、確かにそうかもしれない。
前回使った生クリームはこれで、税込321円でした。
これが200gのバターになるなら良いですが、80gくらいにしかなりません。
つまり80gで321円かかるということです。
スーパーのバターは150gとか200gなので、この手作りバターを200gに換算すると、、、
321円÷80g×200倍=802.5円!
激高確定です。
ちなみに、、、
近くのスーパーで売っている雪印のバターは200gで税込419円でした。これでも購入を躊躇するのに、手作りバターは802円。。。
「物価高のこのご時世に何てことをやってしまったんだ・・・」と反省です。
手作りバター・・・802円/200g
雪印バター・・・419円/200g
その差383円!
そこで、もっと安い、植物性のホイップで作ったらどうだろうということで作ったのが今回の"なんちゃってバター"です。
植物性ホイップから作る「なんちゃってバター」
「なんちゃってバター」という呼び方が気になる人のために先に説明しておくと、今回作ったものはバターとは呼べません。
バターと表記するには法律上の決まりがあるからです。
「生乳、牛乳又は特別牛乳から得られた脂肪粒を練圧したもの」かつ「乳脂肪分80.0%以上、水分17.0%以下」というのがバター表記の要件で、今回は当てはまらないのでバターではありません。
定義的にはマーガリンが一番近いような気がするんですが、マーガリンはマーガリンで「油脂含有率が80%以上あるやなしや・・・」という要件があって、面倒なので「なんちゃってバター」と呼ぶことにします。
前置きが長くなりましたが、ここから作り方にはいります。
なんちゃってバターの作り方
《材料》
植物性ホイップ200ml
塩小さじ1/2
前回同様、100均水筒を振って作ります。
ホイップと塩を水筒に入れる
ひたすら振る
3分経過時点
9分経過時点
20分経過時点
水分と固形物が分離したら水分を捨てる
バシャバシャと言いだすので、水分を捨ててさらに1~2分振り続けます。
ザルにあげて水分を押し出す
振っても水分があまり出なくなってきたらザルにあげます。
なんちゃってバターの中にはまだ水分が多少含まれているので、スプーンなどで軽く押して水分を出したら完成です。
完成!
まるでバニラアイスみたいな良い色してます。
食べた感想
家族に「つけすぎ!」言われながらたっぷりぬって食べてみましたが、やっぱり生クリームから作ってないので、風味がほぼありません。
油脂には違いないので口当たりはマーガリンやバターと変わりませんが、それだけですね。
こういう場合は何かと混ぜたら良いだろうと、急遽はちみつを追加。
すると、ほんのり甘みが入ってとても美味しく食べることができました。
でも、マーガリンでやっても同じか、それ以上美味しいんですよね、きっと。
価格的にも・・・
今回のなんちゃってバターは、重さを計ったら77gでした。材料のホイップの価格は税込181円です。つまり、1gあたり2.35円。
200gに換算して雪印バターと比較すると、、、
なんちゃってバター・・・470円
雪印バター・・・419円
これでも雪印バターより50円も高い。
ちなみに我が家の定番マーガリン「ネオソフト」は300gも入って278円。
300gあたりで計算してみると、、、
なんちゃってバター・・・705円
ネオソフト…278円
となり、400円以上も差があります。
というわけで、今回は「やる意味あるのか?」というビミョーな結果になりました。
やっぱり普通に砂糖を入れてホイップクリームとして食べるのがおすすめです。
チャンチャン・・・