【台風対策】まさか養生テープだけ用意していない?セットで用意必須の「マスカー」の意外な使い方とは?
マスカーとは、養生シートと養生テープが一体となった養生資材です。ホームセンターやオンラインショップで購入できます。
通常は、DIYをするときの床や壁の保護として敷きますが、じつは台風対策でも用意しておくと安心のアイテムなんです。暮らし研究家が、マスカーの意外な使い方をご紹介いたします。
マスカーは、「窓が割れたとき」の応急処置として使える!
「窓対策」として、養生テープを用意する人は多いと思いますが、それはあくまでもガラスの飛散防止目的で貼るもの。窓の割れ事態を防げるものではありません。
養生テープを窓に貼る人は多いのに、「万が一割れてしまったとき」のことまで考えている人は少ないよう。じつはDIYの保護資材として使われていることが多い「マスカー」が、窓が割れてしまったときの応急処置として使えるんです。実際に使ってみました。
手順
マスカーにもサイズがありますが、窓の応急処置目的であれば幅広タイプがおすすめです。筆者は、「1100mm」のサイズを用意しました。
1.窓の縦に合わせて貼っていく
まずは、ロール巻されている「マスカー」を窓の縦サイズに合わせて貼っていきます。黄緑色の部分は養生テープになっており粘着力があるので、貼り進めていった方がスムーズです。
ぴったりよりも余裕を持たせてカットした方が調整しやすいです。窓枠の端のところでカットします。
2.ビニール部分を伸ばしていく
ビニールが何層にもなっているので、養生テープで固定したあとは横に広げます。
感動ポイントは、広げたときに発生したビニールテープの静電気で窓にぴったりくっついたこと。右端しか養生テープで固定されていない状況でしたが、ぴったりと貼りついてくれたおかげで、ほかの箇所に養生テープを貼る作業がとてもラクでした。
3.別途用意した養生テープを貼って塞ぐ。
しっかりと四隅を塞いだら完成です。
段ボールや新聞紙だと雨風で濡れたり破けたりする心配がありますし、ゴミ袋だと継ぎはぎするのが大変ですよね。
「マスカー」で塞ぐことはあくまでも応急処置になりますが、いざというときにスムーズに応急処置ができるので、持っておくと安心です。窓の枚数や大きさに応じて用意してみてくださいね。
ちなみにこの時はちょうど雨が降っており、風もありました。2時間ほど窓を開けていましたが、テープが剥がれたりビニールが破れることもありませんでしたよ。ただ、ビニールの動きや音が気になるので、段ボールやプラスチック段ボールで二重にするなどの対策をすれば尚よいと感じました。
これからは養生テープとセットで用意しておこう!
「マスカー」があると窓が割れたときの応急処置として使えます。養生テープと同じくらいの大きさで場所もとりません。台風対策だけでなく、地震対策や日常の汚れ防止対策として使うこともできるので、持っておいて損はありません。これからは養生テープとセットで調達してみてくださいね。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
台風対策のNGについて知りたい人は、『【台風対策】暮らしのプロも過去に失敗!台風前にやってしまいがちな「NG対策」3つ』をご覧ください。
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