【台風対策】暮らしのプロも過去に失敗!台風前にやってしまいがちな「NG対策」3つ
台風に備えて用意する物が多く、ついあれもこれもと焦ってしまいますが焦りは禁物!
暮らし研究家の筆者も過去には災害対策で失敗をしてきました。「台風前にやってはいけないNG対策」3つを解説していきます。
1.飲料品、食料品を買い込むこと
台風前になると、ここぞとばかりにパンや乾麺を買い込む人がいますが、台風の影響を受けるのは1~2日程度。買い占め行為はその後の生活を混乱させてしまう原因になることもあるのでやめましょう。おかしや飯はふだんよりプラス1日分の食品を用意しておけばよいでしょう。
停電の可能性が高いと予想できる台風時においては、生ものやアイスなどの買い込みは避けて!台風前に慌てて買いに行かず、ふだんから備蓄を日常食としても使う「ローリングストック」を意識するきっかけにしましょう。
2.おうちの中だけ備えておくこと
窓に段ボールや養生テープを貼ったりと、おうちの中の対策は気にかける人が多い一歩言うで、外の対策はしていないという人もいます。過去には、近所のマンションでベランダに置いていた台車が吹き飛んでいたこともありました。一歩間違えれば建物が破損したり大けがをしますよね。
「まさかこんなに重たい物が飛ぶはずがない」と思っていても何が起こるか分かりません。外に置きっぱなしにしている植木鉢やテラスセットなどは室内へ。自転車などもなるべく屋内に移動させるのがよいですが、難しければ風の影響が少ない壁側に寝かせ、吹き飛ばないような対策をとりましょう。
3.物を用意するだけ
十分な備えを用意したつもりでも、それで満足してはいけません。
過去には西日本豪雨にて停電と断水を経験した筆者。そのときに一番後悔したことは、冷蔵庫の中身が溶けたことでも照明を十分用意しておかなかったことでもありません。「家事を後回しにしていたこと」でした。
シンクには食器が溜まっており食洗機も使えません。洗濯物も後でやろうと思って溜まっていました。おまけに、コードレス掃除機は充電が不十分で掃除すらロクにできずにストレスが溜まりました。物を用意すること以上に「暮らしを整えておく」ということは意識しておきたいところです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
関連記事
『備蓄品は買い占めないで!買い占めをしたおうちが辿る末路』をご覧ください。
スマートフォンアプリからご覧のかたはプロフィールからフォローしていただくと、暮らしに関するお役立ち情報をいち早くチェックできます。