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年末年始は「血糖値の乱れ」に注意?血糖管理のポイントを解説!

ご覧いただきありがとうございます!おがちゃん先生です。

年末年始は、おせちやお雑煮など、いつもと異なる食事や、お酒を飲む機会が増えるという方も多いと思います。

そのなかで「血糖値」に注目するとどういったことに気をつけるべきか紹介します。

今回の目次

  1. 血糖値の仕組み
  2. 年末年始の食事と血糖値管理のポイント
  3. その他のポイント
  4. 最後に

【1】血糖値の仕組み

血糖値とは、血液中にどれくらいのグルコース(ブドウ糖)があるのかを表した値です。

グルコースは身体の中で最も一般的な「エネルギー源」であり、大切な栄養素です。

グルコースは、いわゆる主食(白米・パン・パスタ・お餅など)に多く含まれている。

例えば、食事をすると血糖値が上がり、すい臓からインスリンが分泌されて、肝臓などにグルコースが取り込まれることで血糖値が下がります。

逆に、血糖値が低いときには、肝臓に溜めてあるグルコース(正確にはグリコーゲン)を分解して血糖値を上げます。

【2】年末年始の食事と血糖値管理のポイント

ここでは年末年始の 食事・生活リズムに注目して、血糖値が大きく乱れないためのポイントをいくつか紹介します。

①お餅の食べ過ぎには気をつけよう

お餅には「糖質(でんぷん)」が多く含まれています。

そのため、お餅を食べ過ぎると、血糖値が高くなりやすく、インスリンを分泌するすい臓にも負担がかかるので注意しましょう。

インスリン…血糖値を下げるホルモン

お餅やお肉だけではなく、野菜をたっぷり摂れると良いでしょう。

②よく噛んで食べる

よく噛んで食べることで、血糖値の急上昇を抑えることができます。

美味しいものが多いからと、早食いをすると、血糖値が急上昇し、インスリンが過剰に分泌され、中性脂肪が増えやすくなります。

よく噛んで食べることは、満腹感を感じやすくなります。

③ダラダラ、ながら食べはしない

年末年始は、楽しいテレビ番組も増えるため、ついついテレビを見ながら、だらだらとながら食べをしがちです。

ながら食べは、どのくらい食べたかが分かりにくく、たくさん食べてしまいがちです。

血糖値の急上昇はしないものの、肥満を招きやすくなります

肥満の状態だと、インスリンレプチン(食欲を抑えるホルモン)の効きが悪くなってしまいます。

④食べる順番を工夫する

食べる順番を工夫するだけも、血糖値の乱れを予防できます。

例えば、お雑煮の場合、野菜やきのこ類→タンパク質(お肉)→炭水化物(お餅)の順で食べると、血糖値の急上昇を抑えることができます。

⑤お酒の飲み過ぎには注意

お酒の飲み過ぎは、血糖値の調節に重要な「肝臓」に負担がかかってしまいます。

また、すい臓から「膵液」の分泌が過剰になったり、流れが悪くなってしまうと、すい臓に炎症が起こってしまうこともあります。

そして、アルコールを分解するためには、大量のエネルギーを消費するため、これにより糖が不足して、今度は「低血糖」を招きやすくなります。

睡眠中に低血糖を招くと、交感神経が刺激され、寝汗を多くかいたり、悪夢と見やすいとも考えられています。

【3】その他のポイント

その他にも、お正月の料理には、塩分が多く含む食べ物(数の子、いくら、漬物など)が多いので、食べ過ぎには気をつけましょう。

また、外に出ると、人混みが多かったり、寒かったりしまうので、免疫力が低下している方はより気をつけることが大切ですね。

【4】最後に

年末年始には、楽しい行事が増えますが「健康」があってこそ楽しめるものなので、食生活にも気を遣えると良いと思います。

最後までご覧頂きありがとうございました。
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身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/JSTAS認定整体師/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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