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【子犬】犬の社会化って何?どうしたら良い?【犬猫の飼い方】

社会化ってなに?

社会化とは、人や他の生き物、物、音、場所、刺激など

あらゆるものに順応できる社会性を身につけること

です。

社会化という言葉はかなり知られてきたと感じますが、実は間違ったイメージや不適切な〈社会化もどき〉 が行われていることも。。

この記事で詳しくなってくれたら嬉しいです。

社会化ができていないと...

社会化がうまくいかないと...

・極度に怖がりになる

・過度に吠える、噛むなど攻撃的になる

・分離不安など精神的に不安定

などの問題が起きやすくなります。

周りも大変ですが、本人も受け入れ難いものに囲まれた生活は辛いものです。

社会化期とは

様々な刺激などに対してポジティブに受け止めてくれる可能性が高く、最も社会化に適した時期のことで

・犬=生後3週~12週頃

・猫=生後2週~7週頃

のことです。

この時期を逃すと社会化ができない訳ではありませんが、この時期の過ごし方は性格に大きな影響を及ぼします。

私は子犬子猫のこの時期の一日は人間の数年分の価値があると考えています。

社会化って何をしたら良いの?

・人や他の生き物に慣れる

・どこでも触らせてくれる

・外にたくさん連れ出す

・呼び鈴など生活音や乗り物に慣らす

・トイレやハウスを覚えてもらう

など将来出会う、経験するであろう様々なものに触れ、経験し、慣れて欲しいです。

社会化した【つもり】に注意!

社会化の重要かわかると「社会化しなきゃ」 と頑張りたくなります。

でも「とにかく経験させること」

〈適正な社会化〉は違います。

・いきなりドッグランに連れていく

・子供や犬にもみくちゃにさせる

・ひたすら音や刺激に晒す

などは恐怖心、不信感、ただ興奮することを覚えることになることもあります。

適正な社会化とは

『こういう生き物なのか』

『こういう音がするのか』

など様々なものに

〈理解・納得してもらう〉

ことが適正な社会化だと考えています。

理解・納得しているか、はよく観察をしない と分かりませんので、正しい社会化には

飼い主さんの観察眼も大切

になってくると言えますね。

やればいいってもんじゃない

社会化がうまくいかないと周りも本人もとても辛いです。

だから、とても頑張って欲しいけど、頑張りすぎて

・怖がらせていないか

・興奮させていないか

を確認して頂きたいです。

慣れさせようと必死になるのではなく、

気持ちを尊重した社会化

を頑張っていきましょう!

《一生困らない育て方》教えます! 愛玩動物看護師の国家資格を持つ、犬猫育てのトレーナーです。 動物病院での経験10年以上、犬猫育てスクールを立ち上げて5年目のプロが〈しつけ〉〈食事〉〈お手入れ〉などわんにゃんとのさらに楽しく、仲良しな生活をサポート!フォロワー1万人以上のInstagramでも情報配信中。

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