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【ふせん活用】どの引き出しに何を入れたのかわからない?ふせんに中身を書いて貼り、そして整理しよう

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 落ち着かなかった気候も、最近になってようやく秋らしくなってきました。
 ときおり冬を感じさせるような冷たい日もあります。

 こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家・歌手の舘神龍彦(たてがみたつひこ)です。

 今回はふせんを使ってタンスの中身を整理する方法を紹介します。
 実は私自身も、この方法をやってみてあらためて自分のタンスが整理できました。

引き出しに中身を書いて貼るだけ

引き出しにふせんを貼り、中身を書いておく。これだけ。終わったら剥がす。
引き出しにふせんを貼り、中身を書いておく。これだけ。終わったら剥がす。

 やり方は簡単です。たんに引き出しに、ふせんを貼り中身を書くだけです。
 これだけです。

 これだけで、中身が整理されるの?
 そんな風に疑問を持つ方もいらっしゃると思います。結論から言えば、できます。
 ではなぜそうなるのか。まずそこから説明しましょう。

 そもそも、たんすは、1つの段・引き出しに特定のアイテムを入れて利用するものです。たとえば、シャツ、ボトム、セーターなどがそれですね。靴下や下着類などであれば、まとまって入れているかもしれません。それでも、何らかのグループ分けがあるわけです。

 そしてタンスの引き出しはそもそも、何も書いていません。つまり、何が入っているかを頭の中で覚えておくことが前提になっているわけです。

 なので、ほおっておくと、たとえばシャツの引き出しが二段になっている可能性があります。

シャツはシャツだけでまとめておく
シャツはシャツだけでまとめておく

 また、必ずしも同じ物がまとまっていない可能性もあるわけです。
 そこで、ふせんを貼って中身を書きましょう。

 まず、すでに入っているものの種類を書いて貼っていきます。いわば服の定位置を決めていくわけですね。
 これを繰り返すと、“定位置”が違うものが洗い出されます。

 それらを一度取り出します。
 そして、定位置である引き出しに戻します。
 これを繰り返すと、それぞれの引き出しには定位置の名前のものが集まります。

 同じ種類の服がまとまるわけです。
 そしてこういう整理が終わったら、ふせんは剥がしてしまっても大丈夫です。

 引き出しそれぞれには、ふつうは中身がわかるしくみはありません(子供用などにはあるかもしれませんが)。

 そこでふせんを使って、定位置をいったん決める。それにしたがって整理をする。

 終わったらふせんをはがす。
 たまにこれをやると、たんすの引き出しがきれいな状態を保てると思います。

 

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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