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紅白司会を引き寄せた、大泉洋が放つ規格外の“愛され力”

中西正男芸能記者
(写真:アフロ)

 今年の「NHK紅白歌合戦」の司会者が発表されました。白組司会が大泉洋さん、紅組司会が二階堂ふみさん。

 今回は新型コロナ禍で無観客での開催となると言われています。幾度となく、紅白の取材には足を運んできましたが、独特の高揚感があるのが紅白の場です。

 それがない中で、いかに視聴者に届ける“熱”を作り上げていくのか。とりわけ大泉さんに関しては、そこを強く意識した上での起用だったと聞きます。

 大泉さんの“愛され力”をフル活用してもらい、無観客ではありますが視聴者との距離を縮める。そんな目論見があるようです。

 実際、僕も大泉さんを何度か取材をしてきましたが、その度に俳優を超えた、いち人間としての魅力をこれでもかと痛感してきました。

 今から数年前、主演映画のキャンペーンのため、大泉さんのインタビューを大阪でしたことがありました。

 取材前、関係者と話す中で、最終的に、その日の取材場所を決めたのが大泉さんだったということを聞きました。さらに、その理由を聞いて驚きました。

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芸能記者

立命館大学卒業後、デイリースポーツに入社。芸能担当となり、お笑い、宝塚歌劇団などを取材。上方漫才大賞など数々の賞レースで審査員も担当。12年に同社を退社し、KOZOクリエイターズに所属する。読売テレビ・中京テレビ「上沼・高田のクギズケ!」、中京テレビ「キャッチ!」、MBSラジオ「松井愛のすこ~し愛して♡」、ABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」などに出演中。「Yahoo!オーサーアワード2019」で特別賞を受賞。また「チャートビート」が発表した「2019年で注目を集めた記事100」で世界8位となる。著書に「なぜ、この芸人は売れ続けるのか?」。

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