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コービー・ブライアントの父、福岡HCに就任!

田尻耕太郎スポーツライター

“低迷”福岡の救世主へ

今季ここまで6勝16敗、Tkbjリーグ西カンファレンスの9位(10チーム中)と低迷するライジング福岡の救世主となるか。チーム再建を託されたのはジョー・ブライアント新ヘッドコーチ(HC)だ。就任にあたりチームのホームページを通じて「福岡ブースターのみなさん今回、再び日本で指揮することをとても嬉しく、興奮しております。『Energy・Passion・Heart』これをライジング福岡にもたらし、チーム一丸となってプレーすることを約束します。福岡のブースターのみなさんと会えるのを心待ちにしております」とコメントしている。同HCは1月17日(土)、18日(日)のホーム開催(福岡県飯塚市・飯塚第一体育館)から指揮をとる予定だ。

バスケ界に少しでも明るい話題を…

正直、筆者はバスケにそれほど詳しいわけではありません。ただ、あのNBAの「超」がつくほどのスーパースター、コービー・ブライアントの実父だと知って思わず反応してしまった。コービー・ブライアントはLAレイカーズで長年プレーし、シーズンMVP1回、ファイナルMVP2回、オールスターMVP4回に輝き、この12月には通算得点でこれも「あの」マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズなど)を抜いて歴代3位に浮上したという。

もちろんこの本人が福岡でプレーをするわけではなく、ただ思わせぶりな記事に対して賛否両論あるかもしれません。しかし、最近のバスケ界は何かと暗い話題ばかり(リーグ統合問題などにおける国際バスケットボール連盟からの制裁や一部チームの“末期的”経営不振など)。一方でこのニュースは今朝のスポーツ紙朝刊の片隅に載るだけで、大きな話題となる気配はありませんでした。なので、福岡に身を置くスポーツライター(ほぼ野球ばかりですが…、時々ボクシング?)として、普段取材をしていない分野にもかかわらず誠に勝手な使命感から記事にさせていただきました。これをバスケの話題と出会い、関心を持ち、例えば「観戦に行ってみよう」など一つのきっかけになってくれれば…。「記事」に私情を挟んでしまい恐縮ですが、それが筆者のささやかな願いではあります。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。「Number web」でのコラム連載のほかデイリースポーツ新聞社特約記者も務める。2024年、46歳でホークス取材歴23年に。 また、毎年1月には数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。

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