《米かクレープか》横浜では珍しい本格派の南インド料理!奥深きスパイスの魅力を堪能せよ【横浜市緑区】
横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!
フカフカでパリパリなナンと、ほうれん草やチキンのカレー。
豪華なメニューを選べばシークカバブやタンドリーチキンもいただける、奥深きインド料理の世界。
しかし、一口にインドといっても広く、人種も文化も、文字すらもさまざま。
ナンとカレーに代表されるようなインド北部の料理に対して、インド南部ではお米をよく食べることで有名です。
そんなインド南部のお料理がランチでいただけるお店が、こちら。
JR横浜線の十日市場駅から徒歩5分、「ルシ インドビリヤニ」さんです。
この「ルシ インドビリヤニ」さんのカレーは、基本的に日替わりカレー。
この日は「チキンの骨カレー」「オクラマサラ」「チキンクルマ」でした。
このカレーと、インドで人気の長粒米「バスマティライス」や、インド風クレープ「ドーサ」を組み合わせていく定食が人気です。
個人的に感じた、このお店の親切ポイントはこちら。
メニューには「ラッサム」「ポリヤル」「チャトニ」「パロタ」と聞き慣れない単語がズラリと並びますが、この「ルシ インドビリヤニ」さんのメニューにはきちんと説明が書かれていました。
◆ミールス(1300円)
お米のミールス、クレープのドーサ。
どちらにしようか悩みに悩んで、結局お米にしました。
この「ミールス」は、日替わりカレー2種・サンバル・ラッサム・ポリヤル・ピクルス・アッパラム・プーリー・ライスのセットです。
インドの方々にはベジタリアンも多く、「ベジ」と「ノンベジ」を選ぶ事も可能です。
みうけんは肉食なので、もちろんノンベジで。
●バスマティライス
インドなどで愛されている、香り高い長粒米。
ハンディという二重構造の器に入ってくるので、いつまでも温かいです。
まるでソウメンを切ったかのような長細いお米は、少しパラッとしています。
お口に含むと独特の香りがかぐわしく、やはりインドと言ったらこのバスマティだなぁと思います。
●チキンクルマ
「クルマ」は車ではなく、生クリームやナッツで仕上げた甘いカレー。
小さなチキンがたっぷり入っており、ココナッツの甘みの後にジンワリとやってくる辛さの対比がすごく良いです。
●チキンの骨カレー
骨だけではなく、しっかりとお肉もついていました。
むっちり食感のチキンは、骨つき肉なので旨味もしっかり。
酸味と辛味の調和がとれたフルーティなカレーで、暑い日に向いている爽やかなカレーです。
辛いだけではなく、酸味もあってバスマティとの相性も抜群です。
●サンバル
(※インドネシアのサンバルとは違います)
小さなお豆をしっかりと煮崩し、野菜と合わせたインドの味噌汁的な存在。
大根が入っており、優しい味わいなのですがしっかりと辛いです。
●ポリヤル
メニューには「野菜や豆などを炒めた副菜」とあります。
ナスがタップリ入っており、実に奥の深い旨味とシャクトロな食感がクセになりました。
そして、名前ははっきりしませんが酸味のあるトマト風味のスープ。
飲んでみるとスッキリとした酸味と辛味の相性がよく、実に食欲をそそる味わいでした。
●アッパラム
豆をすりつぶした生地で作ったパリパリなスナック。
インネパさんでは、よく「パパド」と紹介されていますね。
パリッとした食感、適度な塩気が実に食欲をそそります。
サクッと軽く食べられるので、良い箸休めになりますねぇ。
●プーリー
日本の外食で頂けるのは実に珍しい、全粒粉の揚げパンです。
もっちりした生地で、一見して大きそうに見えますが中は空っぽなので、意外とサクッと食べることが出来ます。
◆◇◆後記◆◇◆
いろいろな品数を、少しずつ頂くというぜいたく。
普段の自炊ではなかなか難しいことですが、それがここ「ルシ インドビリヤニ」さんでは叶えることが出来ます。
テイクアウトメニューも充実しているのも、また嬉しいポイント。
イートインはもちろん、テイクアウトでインド料理を楽しむ事が出来るのも、この「ルシ インドビリヤニ」さんの良い所ですよね。
今回はバスマティライスを中心とした「ミールス」を頂きましたが、次回はインド風スパイシーなクレープを中心とした「ドーサセット」も試してみたいなぁと思いつつ、大満足でお店を後にしたのでした。
お試しを!
ルシ インドビリヤニ (Rettyページ)
090-6039-9940
横浜市緑区十日市場町853-12 栄興ビル 1F
※お店の情報・メニューなどは予告なく変更となる場合があります。
※レビューはあくまでも筆者の嗜好によるもので、皆様のお好みとは異なる場合があります。
※この記事はお店の方の許諾を得て掲載させていただいております。