いつもこの時期になると、山宮小学校前の国道469号線を通るのが楽しみになります。

この辺りはそば畑が広がり、5月と10月の晴れた日には富士山の麓に広がるそばの花の共演が美しい場所です。

富士山とそばの花が見られる季節限定の絶景ポイントとして、今の時期は撮影目的の方が多く訪れています。

ただし付近に駐車場はなく、道路幅も広くないので路上駐車は危険です。

他の方の迷惑にならないように、景色を楽しんでくださいね。

今回私は山宮ふじざくら球技場の駐車場を利用させてもらいました。

徒歩で10分もかからず、5月の優しい陽気が気持ち良かったです。

山宮小学校に向かって歩くと、道路両脇にそば畑が見えてきます。

南側から撮影すると電線が入ってしまうので、北側からの撮影がおすすめです。

近くで見るとみつばちがいました。

普通の花は、1つの花の中にあるおしべとめしべで受粉するのですが（自家受粉）、そばは同じ品種の中に長いめしべ（長柱花）と短いめしべ（短柱花）があり、長柱花と短柱花間で受粉（他家受粉）するので、2種類の株がなくてはなりません。

受粉するために、はちや蝶など虫や、花を揺らして花粉を飛ばす風の手助けが必須なんです。

農家さんをはじめ人の力だけではなく、自然の力もあり、おいしいお蕎麦が頂けるんですね。

良く見たのですが、長柱花と短柱花の違いは、素人の私には区別がつかず…

でも、カスミソウのような小柄で可憐な花は見ているだけでとても癒されます。

そして何よりも富士山と一緒に眺める景色は圧巻です。

比較的気圧が安定して晴れ日が続く5月は、富士山が綺麗に見える日も多いように思います。

富士山を中心に撮影しているhiroshiさんの写真では、（hiroshiさんの写真はインスタからご覧いただけます）同じ場所から撮影していますが、また違った印象です。

年に2回の長閑なそば畑の広がる風景。

運動がてらに歩いて出かけてみてはいかがでしょうか？