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【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part205:スカートはミニ丈 他

トリリンガルのトミ韓国語講師/YouTuber

みなさん、こんにちは~!

今回も大人気の「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をお届けしますよ^^

このシリーズでは、韓国ドラマのなかに出てくる「なぜ?!」と思うようなシーンから、その背景にある韓国の文化や生活習慣、日本との違いなどを紹介していきます!

それでは、さっそく今日の不思議を見ていきましょうか?

今回は、こんな不思議を用意してみましたよ☆

「スカートを履くなら、断然ミニ丈!」

韓国の女優さんやアイドルって、美脚の持ち主が多いですよね!

そのせいか、ドラマのなかの衣装もスカートはミニ丈が多い気がします。

インターンや新入社員役の衣装を見てみると、会社に出勤するときでも膝上20センチくらいのミニスカートを履いていることもありますよね。

日本人の感覚的には、会社に履いていくにはちょっと丈が短すぎるんじゃないかなぁ…と、ちょっと思ってしまいます。

そのほかにも、学園ドラマに出てくる女子高生のスカートを見てみても、結構ミニ丈な気がします。

しかし、よく見てみると若い子だけでなく、50代や60代の女優さんたちも膝が見えるくらいの丈のスカートを履いていることが多いんですよね。

どうやら韓国では、年代を問わず、スカートは短めの丈が好まれる傾向にあるようですね。

その年の流行というものもありますが、アパレルショップをのぞいてみても、どちらかというとロング丈よりミニスカートの方が多く目につく印象があります。

ミニスカートの魅力は何といっても美脚効果ですよね!

とはいえ、10代の頃ならまだしも、だんだんと年齢を重ねていくと足を出すのには、なかなかの勇気がいるなぁと感じるのですが…笑

韓国では10代だけでなく、20代、30代と年齢を重ねてもミニスカートを履く人が割と多いんですね。

街ゆく人たちを見ていても、比較的短めのスカートを履いている人は実際に多いのですが、さすがにドラマに出てくるほどのミニスカートで出勤している人はあまり見かけないですね。

高校生も実際には校則もありますし、そこまで短すぎるという印象ではないです。

女優さんやアイドルはみんな美脚ぞろいですから、衣装のスカートもミニ丈の方がさらにその美脚をアピールできるのかもしれません。

韓国の女優さんやアイドルのようなミニスカート姿には憧れますが、その美脚を保つには、きっと相当な努力も必要なんでしょうね!

真似してみたいとは思いつつも、なかなかハードルが高いです笑

つづいての不思議はこちら~

「よく胡坐(あぐら)をかく!」

韓国ドラマのなかでは、よく女性があぐらで座っていることがありますね。

若い子から年配の方まで、世代に関係なく床に座るときは胡坐が定番といった感じです。

公園などのベンチの上でも胡坐で座っているシーンが出てくることがあるくらい、どこでも胡坐で座っています。

日本の場合、下手をすると女性が胡坐で座っていると、行儀が悪いとか下品だとか思われてしまうこともありますよね。

しかし、韓国では胡坐こそが伝統的な女性の正しい座り方なんです!

実は、胡坐は「韓服(ハンボク)」が一番きれいに見える座り方なんです。

「韓服(ハンボク)とは、韓国の伝統衣装のことです。

チマチョゴリといえば、みなさん分かりますよね?

そう、日本では韓服のことを「チマチョゴリ」と呼んでいるんですね。

この伝統衣装を着たときに、裾がぐしゃぐしゃにならず、ふわっと広がって美しく見える姿勢が胡坐というワケなんです。

時代劇を見ていても、女性はみんな胡坐で座っていますよね。

さらに、支配階級の立場にある女性は、胡坐の状態で片膝を立てた立膝という座り方をしていることもあります。

その名残からか、現代もののドラマのなかでも立膝で座っていることがありますよ。

特におばさんやおばあさん世代の女性に立膝が多く、比較的若い世代の女性は普通の胡坐で座っていることが多い印象です。

テーブルとイスでの生活スタイルが多くなってきてはいますが、日本も昔は畳や床に座って生活する時間が長かったですよね。

そして、畳や床に座るときは、正座で座るのがマナーとされてきました。

ところが、なんと韓国では、正座は罪人の座り方になってしまうんです!

たしかに時代劇を見ていても、罪を問いただされたり、拷問を受ける前に地べたに座らされているときって正座ですよね。

日本ではマナーとされている正座が、韓国で罪を犯した人の座り方になってしまうなんて驚きですね。

そして、反対に日本では場合によっては行儀が悪いと思われてしまうこともある胡坐が韓国では伝統的な正しい座り方とされているなんて~!

日本と韓国の座り方の作法って、真逆なんですね!

いかがでしたか?

今回は、韓国のスカート丈事情と、どこでも胡坐で座る不思議について書いてみました!

日本と韓国では、このような違いもあったんですね~!

ドラマを見ているときに、ちょっと注目してみてくださいね☆

それでは、また次回もお楽しみに~♪

韓国語講師/YouTuber

韓国語講師YouTuber 登録者12万人!|韓国語講座修了者800人以上|ハン検1級→一発合格・2次試験満点|TOPIK 6級|TOEIC 985点|史上初のTOPIK広報大使|横浜領事館パートナー|ハングルの覚えかた図鑑 著者|キム・ヒチョル팬|3児の母!

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