【さいたま市】40年目にして・・・大宮を代表する老舗カフェが惜しまれつつ閉店を発表
老舗の閉店。このニュースだけは、何度紹介しても慣れることがありません。でも多くの人がお店と最後のお別れできるよう、しっかりと伝えなければならないのが悲しいところです。
特に今回紹介するのは「え、まさか・・・!?」と口にしてしまったほどに、自分にとっても長年お世話になったお店です。「サロン・ド・テ サブリエ」といえば、埼玉県の紅茶好きなら知らない人はいないであろう、地域を代表する紅茶の名店。こちらのお店が、7月31日(日)をもって閉店することが、サブリエさんの身内の方のTwitterにて発表されていました。
こちらのサブリエさん、オープンは実に40年前の1982年まで遡ります。僕が知っているのは大宮駅近くに越して来た2002年以降のサブリエさんですが、当時からとにかく接客が丁寧で素晴らしかった印象が強いです。大宮経済新聞の記事によれば、2007年前後に現在のサロンスタイルになったようですね。とはいえ、1995年には日本紅茶協会より 『おいしい紅茶の店』 に認定されていますから、サロンスタイルになる前から紅茶には力を入れていたことに変わりありません。このリニューアル前後についてはちょっと記憶が曖昧なので、詳しい方がいたら教えてもらいたいものです。
そんなサブリエさんの食事といえばガレットが名物ですが、実はガレットを初めて食べたお店でもありました。ちょっとほかのお店とは違う空気感があって、ルミネ大宮というビルの中にありながらも、なんだか路面店のような感覚を受ける、そんな不思議なお店でした。
残念ながら子供が生まれてからは機会を逸してしまっていたのですが、好きなお店は無理矢理にでも都合をつけて行っておかないと後悔しますね。正直、支店にあたる三島屋さんの閉店発表で嫌な予感はしていたんですよね・・・現実のものになってしまうとは。ただただ、残念です。
閉店は7月末ということで、まだ時間的には余裕があるため、お店にお別れを言う時間は残されています。とはいえ、今年の夏にはもうサブリエさんが無くなってしまうのか・・・と考えると、寂しいです。閉店までに、なんとか2回くらいうかがえたらいいな。
サロン・ド・テ サブリエ
埼玉県 さいたま市大宮区錦町630 大宮ルミネ2 3階
048-645-3873
平日・土曜 10:00~21:00 (LO20:30)
日、祭日 10:00~20:30 (LO20:00)
公式サイト