<福岡グルマンが通う弁当店>博多駅南の住宅街にある知る人ぞ知る弁当店の「海苔弁」が美味しすぎました!
博多駅南の大通りからは奥まった住宅街にある、知る人ぞ知る弁当店「デリスタ」に行ってきました。2021年7月にオープンして3年目を迎えるものの、場所が住宅街にある為、Instagramや口コミでジワジワとファンが増えている印象。今回は人気のお弁当を中心に紹介します。
店長の白水由樹子さん(右)と、オープン時からのスタッフ、倉原麻衣さんです。
店長の白水さんは、日本料理店、イタリアン、カフェの経験と、中村調理製菓専門学校の先生もしていたということで、和洋中の料理を作れることを活かし、弁当メニューに反映。こだわりの素材を全て手作りしています。一見、普通の弁当に見えつつも、一口食べると分かるその美味しさにリピーターが増えています。
デリスタの人気メニューを紹介
海苔弁(税込1100円)
デリスタの代表的な弁当で一番人気。佐賀の農家から直送のお米、特別に厚く作って貰っている有明海産の海苔、石橋農園で有機栽培の野菜、甘い卵焼き、とり天は自家製塩麹に漬けた磯辺揚げ、生鮭を一本仕入れて独自の味付けをした鮭、日本料理ながおかの明太子、肉団子はイタリアのポルペッティーニ、ほんのり梅風味の赤玉葱ピクルスとこだわりのメニュー。海苔の下にも手づくりのふりかけが敷き詰められています。
デリスタ弁(税込1000円)
メインがハンバーグとエビフライ、イカフライが入った洋風弁当です。
子供弁当(税込650円)
とり天は自家製塩麹に漬けた磯辺揚げ、ハンバーグ、卵焼きが入っています。子供弁当というネーミングにはなっていますが、ハンバーグも大きく、大人でも十分に満足できる弁当です。
最高級フラッグシップ弁当「大人の海苔弁」を紹介!
海苔弁をさらにゴージャスにした3日前までに要予約のお弁当「大人の海苔弁(税込2000円)」です。海苔弁にプラスして、ローストビーフ、エビとイカのマリネ、里芋のカツ、さつま芋のマリネが入っています。お値段もそれなりにしますが、会社の会議や病院での勉強会、記念日やちょっと贅沢したい時など、多くの注文が入る人気弁当なのだとか。
ローストビーフ、柔らかくて美味しかったです。
エビのマリネ。
「海苔弁」「大人の海苔弁」ともに入っている肉団子はイタリアのポルペッティーニ。
すごいメンバーが集結! 実は白水店長がすごい人でした!
デリスタ開店当時のInstagramで、白水店長、スタッフの倉原さんと一緒に記念写真に写っているのは、「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」にて一つ星を獲得した、西中洲にあるフレンチ「ローブランシュ(L'eau Blanche)」のシェフ・白水鉄平さん(店長の右側)と、同じく、一つ星を獲得した西中洲にある和食店「日本料理ながおか」の店主・長岡周吾さん(左端)。
そういえば、海苔弁の明太子は「日本料理ながおか」の明太子ですね。ショーケースではながおかの明太子の販売もしています。有名店のお二人とどういう関係なのか聞いてみました。
「ローブランシュの白水鉄平は私の旦那で、ながおかの長岡周吾は中村調理製菓専門学校の同級生です。開店の時にはいろいろお手伝いしてくれたんですよ」と白水店長。
確かに店長と苗字が同じですね。「ということは、旦那さまから色々アドバイスしてもらうことも?」との問いに、
「白水鉄平は、私が中村調理製菓専門学校で先生をしていた時の学生だったのです。なので、お互いに教え合っている感じですね笑」とのこと。デリスタの店長はなかなかすごい方だったのでした。
ショーケースの上には、レモンケーキやパウンドケーキ、クッキーなどを販売。スイーツにも力を入れています。
デリスタはどんな弁当屋さんなのですか?の問いには、「『高級な弁当を作りたい』とは思っていなくて、手作りと添加物の入っていない安心な素材にこだわって、子供に食べさせたい、家で作ることができる美味しい料理を基本に考えています」と白水店長。
確かにどれも見た目は素朴な家庭料理でありながら、食べるととても美味しいお弁当でした。
店の前には駐車場が2台分あり。自動販売機ではハンバーグやポタージュ、グリーンカレーのルー、ベイクドチーズケーキ等、各種スイーツなどが販売されています。一度、マップを見ながら立ち寄ってみてはいかかでしょうか。
デリスタ
住所:福岡市博多区博多駅南5-24-20
電話:092・409・9816
営業時間:11:00〜17:00(OS 16:40)
※予約取り置き18:00まで。事前に電話予約をお願いします。
休:日曜日(イベント出店等、休みの場合あり。Instagramに最新情報掲載)
Instagram:https://www.instagram.com/_deli_star_/
※2024年3月30日時点での情報です。