ソニーが作った着るエアコンを冬に使ってみた。
今年の冬は暖冬という話ですが年末も近づきしっかり寒くなってきました。
今回は、以前取り上げたソニーが作った着るエアコンこと「REON POCKET 4」があります。
夏場にはネッククーラーとして首筋を冷やしてくれる近年注目されている製品になります。
ただ、ソニーのREON POCKETには他製品と違う特徴があります。「着るエアコン」と名の付く通り「温」と「冷」があります。
※ほとんどのネッククーラーは「冷」しかありません。
製品はこちらで、本体とネックバンドで構成されています。
重さも144gと軽量です。
温かくなるのは裏面にある金属の部分になります。これは冷でも温でも同じです。
ただ、挙動として違うのは「冷」の場合は稼働した際に排熱処理のファンが回りますが、「温」の場合には排熱のファンは回らないので稼働音はしません。
夏場だとどうしてもREON POCKETが見えてしまいますが、冬だと上着なども着こむので装着しているのが気づかれにくいのも良いポイントです。
バッテリーも内蔵しており、冷と温で稼働時間は違いますが外出時など使えるように約4-8時間使えるようになっています。
アプリにも対応しています。
温かさレベルの調整や、冷・温の切り替え、自動運転などの設定が可能です。
試しに装着してみました。
温かさのレベルは一番強い4に設定して2分ほど首筋に付けていました。
ホッカイロの一番温かい状態のものを首筋に置いているような感覚で、マフラーなどにはない温かさを感じれました。
温度も装着前は26度程度だったのが2分付けていると装着部が35度になりました。
逆に接している面しか温まらないのでタオルなりマフラーで首を巻くと保温効果も加わり一層効果を実感できます。
ということで冬にソニーの着るエアコンこと「REON POCKET」を温モードで使用してみました。個人的にまとめてみると下記のとおりです。
■良かった所
・首の後ろが本当に温かい。体感温度も変わるイメージ
・夏、冬使える
・静音
・自動STOP/START機能や温度調整も自動で調整する機能があり、操作しなくても動く
■もう一歩
・金額が18,700円と高め。温め用として買うには高い
・首裏だけ温かいのでマフラー併用の方が効果を実感できる
やはり、機能は良いのですが価格が二万円弱になるのがネックになりそうです。
とはいえ、夏に使うのを前提であれば検討の余地はありそうです。
REON POCKETは毎年春にアップデートした製品をここ最近は毎年だしているので中古ではなく、次回の新作を待つのもありかもしれません。
今回のREON POCKETですが動画にもまとめています。
サイズ感や稼働音の確認など動画の方が分かりやすいこともありますのでお時間ある方は合わせてご覧頂ければと思います。