ティッシュで拭かないで!テレビ画面をキレイにする正しい方法は?元家政婦が解説
12月に入り、そろそろ本格的な大掃除シーズンですね。大掃除とまではいかなくても、普段からなんとなく汚れが気になるのがテレビ画面。でも、何でどうやって拭くのが正解かよくわからないと思いませんか? 元家政婦でプロ主婦の筆者が、テレビ画面の正しい拭き方を解説します。
ティッシュやウエットティッシュで拭くのはNG
ちょっとした汚れなら、ティッシュやウエットティッシュでササッと拭いているかもしれません。じつはそれ、NG行為です。ティッシュは繊維が粗いため、画面を傷つけてしまうことがありますよ。そして、ウエットティッシュにはアルコールが含まれている場合も多く、表面のコーティングと反応して画面が変色してしまう恐れがあります。
お掃除シートもダメな場合がある
ドライタイプのお掃除シートなら、ティッシュのように粗くもなくアルコールも含まれていないから大丈夫な気がします。しかし、ドライタイプであっても油や薬品が使われている場合が多くあるのです。パッケージ裏に「流動パラフィン」や「界面活性剤」などと書かれているお掃除シートは、テレビ画面には使えません。
薬品が使われているお掃除シートの場合、使用できないものの欄に「液晶画面」や「テレビ画面」と、きちんと書かれています。裏の説明をよく確認することが大切ですよ。
薬品が使われていない、テレビ画面が拭けるお掃除シートは、わかるところにテレビ画面に使える旨が書かれています。
化学薬品が含まれていない柔らかい布で拭く
正しいテレビ画面の拭き方は「化学薬品が含まれていない、やわらかい布で拭く」ことです。柔らかい布でできたお掃除クロスの中でも、化学雑巾には薬品が含まれているため注意が必要。通常タイプのマイクロファイバークロスなど、薬品が何も含まれていない、やわらかい布で拭きましょう。化学雑巾で有名なものには、キンチョーの「サッサ」などがあります。「サッサ」は、テレビ周りには使えますが、油と界面活性剤を含んでいるため、液晶画面部分には使えません。その旨もパッケージに明記されています。
それでも汚れが取れない場合は?
柔らかい布で拭いたくらいでは汚れが取れない場合、布を水で湿らせ、よく絞ってから画面を拭き、また乾いた布で拭きましょう。テレビの機種によっては、食器用中性洗剤を100倍に薄めたもので拭ける場合もあります。取扱説明書を確認してみてください。
液晶専用のクリーナーを使う手も
布ではうまく汚れが取れない場合、液晶専用のクリーナーシートを使う手もあります。ウエットティシュタイプになっており、簡単に使えますよ。ダイソーなど100円ショップでも販売されています。「テレビ画面を何でどうやって拭こう?」と悩むなら、最初から液晶画面用のシートを買ってしまうのが早いかもしれませんね。
柔らかい布で拭くか液晶シートを使おう
テレビの画面は、安易にティッシュで拭くのはNGです。また、お掃除シートでも薬品を使っているタイプは使えません。柔らかい布で拭くか、液晶用のシートを使って拭きましょう。
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