「しばらく掃除しなくていい」は間違い!大掃除後のキレイを保つ掃除の頻度とは?【元家政婦が解説】
年末に大掃除が終わったばかりの今は、キレイな状態のお家が多いですよね。そして「がんばって大掃除をしたから、しばらくは掃除しなくていいな」なんて思っていませんか? じつは、それは間違いです。元家政婦で実家が清掃会社だった筆者が、大掃除後のキレイを保てる掃除頻度についてを解説します。
汚れるまで待たない!掃除は毎日
とりあえず大掃除は置いておいて、普段の掃除の頻度はどのくらいでしょうか? 平日は忙しいから、週末にまとめて掃除をしている人もいるかもしれませんね。そして、汚れたら掃除をする、汚れが目立ったら掃除をする、という人も多いのでは? それだと掃除が大変ですし、掃除自体がイベントのような扱いに。週末にまとめて掃除をすると、せっかくの休みが掃除で終わってしまうのも残念です。
せっかく頑張って大掃除したあとのキレイを保つには、「汚れるまで待たない」のが大切。汚れる前に、ササッと掃除をするのです。そして、その頻度は毎日。さらに言うなら使うたびに、です。「そんなの大変」と思うかもしれません。でも、汚れる前だから、そう大変ではないのです。具体的に説明していきますね。
「流れでやる」「ついでにサッとやる」を習慣化する
汚れる前に毎日掃除するためには、習慣化をすることが大切。そのためには、流れで、とか、ついでにサッとやります。たとえば、洗面所で手を洗ったら、ついでに周りをサッと拭く。もしくは、歯を磨きながら拭く、髪をセットしながら拭くなど。
他にも、立ち上がったついでに床をフローリングワイパーでサッと拭く、朝トイレに行ったついでに、サッと掃除する、など。汚れがつく前だから、本格的な掃除でなくてもいいのです。ついでにサッとやる。そうすると、ホコリが溜まらないし、汚れもつかなくなります。
サッとできる環境を整える
普段の行動のついでにサッと掃除をするためには、その環境を整えておくことも大切。洗面台にモノがたくさん置かれていると、サッとは拭きにくいですよね。洗面台は、なるべくモノを直置きせずに浮かせる収納にするのがおすすめ。そして、マイクロファイバークロスなどをタオルバー常にかけておくなど手の届くところに設置します。
リビングや廊下の壁などに、キャッチやフックでフローリングワイパーをかけておくと、いつでもすぐに手に取れてすぐに床掃除ができます。トイレは、かけて流すだけの洗剤にすれば、掃除をするのがラクだから、いつでもついでにできますよ。掃除のハードルを下げておきましょう。
今年こそはキレイを続かせる!
大掃除後は、「このキレイを保ちたい、今年はがんばって掃除をするぞ」と思うもの。でも、がんばらないとできないことは、続けるのが大変です。掃除は、たまにがんばってするよりも、簡単でいいから毎日するのが大切。環境を整え、汚れる前についでや流れでサッとやっていきましょう。ためしてみてくださいね。
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