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球界屈指の巧打者が若き代表右腕から値千金の3ラン 今季初アーチ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
今季初アーチとなる3ランを放ったソン・アソプ(写真:ロッテジャイアンツ)

18日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

ロッテジャイアンツ-サムスンライオンズ(プサン)はサムスンの先発マウンドに、リーグトップタイの8勝を挙げている、ウォン・テイン投手が上がりました。

1-0でロッテリードの5回裏、サムスンはショートが連続エラー。ロッテに2点目が入り、ランナー一、三塁のチャンスとなって打席には2番のソン・アソプ選手が入りました。この場面でソン・アソプ選手はカウント2-1からの高めのチェンジアップをライトスタンドへ。リードを広げる3ランホームランを放ちました。

通算打率3割2分4厘で現役3位、通算1974安打を記録するソン・アソプ選手は、この日の一発が今季初アーチでした。

試合は7-4でロッテが勝利。代表入りが決まったウォン・テイン投手は5回79球を投げて被安打4、失点5(自責点2)で4敗目です。

◆「球宴ファン投票途中経過、サムスンが全部門トップ」

7月24日にコチョクスカイドームで行われるオールスター戦。6月14日から実施のファン投票の途中経過で、ドリームチーム(トゥサン、KT、ロッテ、サムスン、SSG)の全部門のトップを、サムスンの選手が独占しています。

ファン投票は投手が先発、中継ぎ、抑えの3つに分かれ、指名打者を含む計12部門で選ばれます。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

この日は2軍戦がありませんでした。次の試合は22日のLGツインズ戦です。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇6月18日(金)の結果

・LG 5 - 0 KIA(チャムシル)

 勝:チャ ウチャン

 敗:キム ユシン

・KT 3 - 11 トゥサン(スウォン)

 勝:ミランダ

 敗:ペ ジェソン

・ハンファ 4 - 3 SSG(テジョン)

 勝:イ チュンホ

 敗:ソ ジンヨン

・ロッテ 7 - 4 サムスン(プサン)

 勝:フランコ

 敗:ウォン テイン

・NC 5 - 0 キウム(チャンウォン)

 勝:ソン ミョンギ

 敗:アン ウジン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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