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【クリスマスケーキは予約した?】全国のパティシエが指名買いする農園の苺を贅沢に使用したショートケーキ

南森エレナカフェ・旅ライター/スイーツコンシェルジュ

こんにちは、スイーツコンシェルジュの南森エレナです。今年も各ホテルや洋菓子店、コンビニなどで豊富な種類のクリスマスケーキが販売予定です。多くは10月上旬から予約受付を開始しているところが多いのですが、中にはすでに完売して予約受付を終了しているクリスマスケーキもあります。

 現在は一部完売しているケーキはあるものの、まだまだ魅力的なクリスマスケーキを予約受付しているお店があります。今回は、特に定番のショートケーキがおすすめなホテルのクリスマスケーキを紹介します。

ホテル雅叙園東京「クリスマスケーキ2023」

目黒駅から権之助坂を下って徒歩5分。「ホテル雅叙園東京」のPATISSERIE「栞杏1928」では、定番のショートケーキをはじめ、箱まで食べられる玉手箱型の数量限定ケーキ、アートのようなチョコレート細工が目を引く新作など計7種のクリスマスケーキが揃います。

 限定10台の玉手箱や、抹茶かのこ、フレーズ・柚子など一部はすでに予約数が上限に達してしまい受付終了した商品もありますが、定番のクリスマスケーキ(大・小)はまだ予約することができます。

予約受付期間:~12月17日(日)
お渡し期間:2022年12月22日(金)~12月25日(月)
お渡し時間:11:00~20:00
お渡し場所:PATISSERIE「栞杏1928」
※キャンセル・変更は、12月17日(日)20時まで

【予約受付中】嘉山農園の苺ショートケーキ(4号・5号)

「嘉山農園の苺ショートケーキ」4号 4800円、 5号 5800円 サイズ 4号 直径12センチ 高さ5センチ、5号 直径15センチ 高さ5センチ ※アルコール不使用 ※はちみつ使用
「嘉山農園の苺ショートケーキ」4号 4800円、 5号 5800円 サイズ 4号 直径12センチ 高さ5センチ、5号 直径15センチ 高さ5センチ ※アルコール不使用 ※はちみつ使用

ケーキの中では王道の存在であるショートケーキがクリスマスケーキになって登場。「嘉山農園の苺ショートケーキ」は、全国のパティシエが指名買いする「嘉山農園」(神奈川県横須賀市)の苺をふんだんに使用したケーキです。

 苺の特徴は、適度な果肉のかたさと酸味。箱を開けた瞬間部屋が苺の香りに包まれ、漂う芳醇な甘い香りにとても心地よい気分に。やわらかいスポンジと生クリーム、苺の構成になっているシンプルなケーキだからこそ、素材にこだわっています。

 サイズは、4号と5号の2種類がありアルコール不使用。子供や年配の方など年代に関係なくおいしく食べることができますよ。

【予約受付中】オレンジ・ノワゼット

「オレンジ・ノワゼット」6000円 サイズ 15×15センチ 高さ6センチ
「オレンジ・ノワゼット」6000円 サイズ 15×15センチ 高さ6センチ

チョコレートが好きな方には「オレンジ・ノワゼット」がおすすめ。チョコレートムースの中にはチョコレートを配合したザッハ・マッセというバターケーキ生地やガナッシュ、オレンジピールペーストなどが重ねてあります。

特にチョコレートムースの上にのっている、切り絵細工のようなデザインのチョコレートが印象的。こちらは、クリスマスの時に実際の窓から見える風景をイメージして、チョコレートを象って3Dで作られたのだそう。

「オレンジ・ノワゼット」を実食

「オレンジ・ノワゼット」を実際に試食する機会をいただきました。一口食べた瞬間、オレンジの香りが感じられ、そのあとにとろけるように甘いくちどけのチョコレートムースの味わいが堪能できます。

 チョコレートはミルクとビターチョコレートを使い分けているそうで、一部ヴァローナ社のタイノリというカカオ分が高いビターチョコレートを使用。甘さと苦みの奥行きとしっかりとしたコクを感じました。

 生地は濃厚でしっとりとしており、アクセントになるオレンジの香りは食べた後も余韻が残り後味が爽やか。大人も愉しめるケーキです。

【ネット終了・電話のみ予約受付中】フロマージュ・フィグ

「フロマージュ・フィグ」5800円、サイズ 直径15センチ 高さ6センチ ※アルコール不使用
「フロマージュ・フィグ」5800円、サイズ 直径15センチ 高さ6センチ ※アルコール不使用

「フロマージュ・フィグ」は、白のグラデーションが美しいチーズの味わいが楽しめるケーキ。クリームチーズのスフレには、白いちじくの滑らかなクレームと、粗く刻んだ白いちじくのコンフィが合わせてあります。ケーキにのっているホワイトチョコのポインセチアが、ケーキを華やかに彩っていますね。

「フロマージュ・フィグ」を実食

「フロマージュ・フィグ」を実際に試食する機会をいただきました。クリームチーズのスフレはまったりと濃厚な味わい。チーズには、イタリアの羊乳のチーズを使用しているのだそう。

 塩気が強いといわれているイタリアの羊乳のチーズはそこまで塩味が主張することがなく、チーズの特徴であるコクが感じられました。スフレの表面をコーティングしたメープルシロップの甘い香りとチーズの風味も抜群です。

「フロマージュ・フィグ」は、数量が残り僅かの為、ネット(TableCheck)での受付は終了しています。電話にてお問い合わせてみてください。(2023.10.18現在)

【予約受付中】クリスマスには欠かせない「シュトーレン」

「シュトーレン」3500円、サイズ 320g
「シュトーレン」3500円、サイズ 320g

クリスマスには欠かせない「シュトーレン」もまだまだ予約を受け付けています。 しっとりとした生地にドライフルーツのレーズン、チェリー、オレンジピールとアーモンドがたっぷり混ぜ込んであります。

 カルダモンやシナモンなどのスパイスが効いた生地の中央には、老舗が作るドイツ製最高級のローマジパンを使用。オレンジピールの風味豊かでしっとりとした生地と、アーモンド、ローマジパンの異なる食感が楽しいです。薄くスライスしてワインを飲みながら少しずつ味わう、大人の愉しみ方がおすすめですよ。

好評により予約受付終了したケーキ

そのほか「玉手箱」、「抹茶かのこ」、「フレーズ・柚子」があったのですが、早い段階で予約数が上限に達して受付終了となったクリスマスケーキも魅力的でした。

まだ間に合う!気になるケーキは早めに予約を

クリスマスケーキを担当されたのは、ペストリー料理長の生野剛哉さん。川崎日航ホテルやパンパシフィックホテル横浜(現・横浜ベイホテル東急)などを経て、2016年5月ホテル雅叙園東京のペストリー料理長に就任。

 今年の4月頃より過去3年分に手掛けたクリスマスケーキを見ながらじっくりと考案したのだそう。気になるクリスマスケーキがあったら、ぜひ早めに予約を!

【クリスマスケーキ2023予約概要】
店舗:PATISSERIE「栞杏1928」
予約期間:2023年10月1日(日)~12月17日(日)
引渡し期間:2023年12月22日(金)~12月25日(月)
予約方法:店頭、公式サイト、電話
予約電話番号:03-5434-5230(11:00~20:00 / PATISSERIE「栞杏1928」)
公式サイト(外部リンク)
取材協力:ホテル雅叙園東京

カフェ・旅ライター/スイーツコンシェルジュ

東京都在住・愛知県出身。NHK「きょうの料理」や「きょうの健康」 など番組のwebサイト運用や、NHK教育/Eテレ「0655&2355」のディレクター業務を経て2016年にフリーランスライターとして独立。現在はカフェやスイーツ、旅をテーマに雑誌やWebメディアで記事を執筆。企画からアポイント、インタビュー、撮影、執筆で年間通して約200件以上の取材をしています。カフェ巡りと旅行が趣味で、時々国内外問わずふらりと旅へ。新しいご当地グルメを発掘するのを楽しみに旅を続けています。日本スイーツ協会 スイーツコンシェルジュ資格所持者。

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