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【山口市】木の香りに包まれて彫る!パン皿づくりワークショップ(木工アトリエRYO)

SAYAKAフリーライター(山口市・宇部市)

自分で使う食器を自分で作ることができたら、楽しいと思いませんか?おそらく文明が発達する前は、当たり前に自分が使うものを自分で作っていたはずですよね。太古の記憶は、私たちのDNAに残っているかもしれません。そうでなくても、自然の素材に触れることは良いリフレッシュになると思います!そんなわけで今回は、「木工アトリエRYO」のワークショップに参加してきました。初日の会場は、先月ご紹介した「木のおもちゃ専門店リンドヴルム」です。

木工は小学校の技術の授業以来です。まずは作りたいお皿の形と木の種類を選びます。小さなお皿なら1日で完成させることができます。

私は、3回コースで仕上げる「パン皿作り」に挑戦することにしました。緑がかった色合いが珍しい「朴の木」は、初心者でも彫りやすいのだそう。大きな彫刻刀のような「小道具のみ」で彫っていきます。

「木工アトリエRYO」の斎藤さんからコツを教えていただきながら、ちょっとずつ表面を彫っていきます。最初は四角い板の状態なので、これがお皿になるなんて想像できないです。

道具の使い方をレクチャーしてくれる斎藤さん
道具の使い方をレクチャーしてくれる斎藤さん

1日目終了~。2時間程コツコツ彫って、お皿の表面ができました!

1日彫った木くずです。この木くずで鉢植えの土を覆うと植物に良いと聞き、持ち帰りました。エコですね♪

2回目は、山口市秋穂にある「デザイオ秋穂」でのワークショップに参加しました。海のそばで開放的!

1回目は板の状態だったところから、楕円形にカットされていました。今日は裏面を彫っていきます。

全体の厚みをそろえながら、細かい彫模様を入れます。だんだんお皿っぽくなってくる!

1回目に彫った表面も少しだけ整えました。ちょっとした凹凸を指で確認しながら厚みをそろえていく感じは、もう職人気分。そして2日目終了~。立派なお皿になってます!

3回目、最終日は再び「リンドヴルム」でのワークショップに参加しました。

全体を整えていく仕上げの作業です。気になるところを鉛筆でチェックして、彫っていきます。

最後に、専用の焼きペンを使って裏面にサインを入れます。少し練習して、いざ本番!

今回のパン皿のために考えたサインを入れました。

この後オイル塗装をして、出来上がったパン皿がこちらです!手彫りでしか表現できないランダムな彫り模様がとっても美しい♪ 初めてでも、ここまで立派なお皿が作れるんですね!

手彫のパン皿、表
手彫のパン皿、表

このような木工のワークショップは、全国的にも珍しいそうです。しかも、楕円形のお皿は機械での大量生産に向かず、手彫りでしか作ることができないんですって!お皿以外にも木のスプーンやお箸を作ることもできます。体験料は、小皿3000円、スプーン3800円、3回コースのパン皿づくり6800円など。

6月のワークショップは、9日(木)・25日(土)・30日(木)10時~、13時半~「木のおもちゃ専門店リンドヴルム(山口市宮野上612-36)」で開催です。詳しくは、下記のお問い合わせ先へお願いします。

木を彫る時の音、香り、そして出来上がったときの感動は、ちょっと他にない体験かもしれません。山口県産の木を使って作ることもポイントです。幅広い年代の方に楽しんでいただけますので、ぜひ皆さんでご参加ください!ご家族での参加もおススメですよ♪

(お問い合わせ先)
手彫りのパン皿づくりワークショップ
木工アトリエRYO(斎藤稜)Instagram
電話:070-8316-3827
メール:kiborijapan@gmail.com

フリーライター(山口市・宇部市)

日常のほんのちょっとした愉しみを探していきます。趣味はヨガとピアノと書道。アロマ&クレイセラピスト、美容食学研究家。

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