ペグは落ちている物で代用できる?【裏技】ペグを忘れた・足りない時の応用術
テントを固定するペグは必需品ですが、予備のペグまで持って行く必要はありません。
何故なら、野外に落ちている物を使えばペグとして代用できるからです。
持って行くペグの本数を減らせば、荷物の軽量化が出来るという利点もあります。
この記事では自然界に落ちている物をペグとして使う方法を紹介します。
落ちている枝をペグにする
最も手に入りやすいペグの材料は、森に落ちている木の枝です。
曲がりくねった枝でも、まっすぐな部分が20センチほどあれば問題ありません。
木の枝でペグを作るのですが、その時に使用すると便利な道具は「ノコギリカッター」です。
百均でも販売されていますが、切れ味が今一つなので私はホームセンターのノコギリカッターを使っています。
枝を斜めにカットしてロープの滑り止めを作れば完成です。
枝の分岐や節の窪みがあればロープの滑り止めを作る必要は無く、先端をカットするだけでもペグが作れます。
竹の枝をペグにする
竹を使ってもペグは作れます。
竹藪や海岸で手に入ります。
竹の枝は節の部分と先端をカットします。
節の先まで地面に打ち込めばペグの固定力は更にアップします。
廃材をペグにする
廃材は海岸に流れ着いている場合が多いです。
最初からペグとして使えそうな形の廃材もあったりします。
海岸に流れ着いた板を使う場合はナイフを使って細くカットします。
板が乾燥していれば簡単に割れます。
板をナイフで削って、ペグ先とロープの滑り止めを作ります。
一枚の板から複数本のペグを作ることも出来ます。
地面の状況が良ければ、作ったペグでも問題なく張り綱を固定することが出来ます。
流木をアンカーペグにする
テントサイトが砂地でペグが効かない時は流木をアンカーペグとして使います。
その時に平ペグをスコップとして使うと便利です。
まずは平ペグで砂地に穴を掘ります。
そして、手ごろな流木を拾って来て掘った穴に入れます。
テントの張り綱は、その流木に絡ませておきます。
あとは砂を埋め戻すだけです。
しっかりと足で踏み固めておけば、もう張り綱は動きません。
石をアンカーペグにする
石も流木と同様に砂や土に埋める事でアンカーペグとして使えます。
重い石なら張り綱を括りつけるだけでも固定する事が出来ます。
河原のサイトでは良く使う手法ですね。
最後に
ペグは最低限必要な本数だけを用意し、予備のペグは現地で調達すれば荷物の軽量化が可能になります。
もし、ペグを忘れたり、足りない時は参考にしてみて下さいね。