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【富士宮市】人生を変える珈琲に出会える!珈琲焙煎の魔術師が営むコーヒー豆の専門店『大岩珈琲』

渡辺雅来地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

Yahoo!ニュースライターを始める前から『大岩に美味しいコーヒー豆の焙煎所がある』と、噂を聞いていた『大岩珈琲』さん。

気になっていて「この辺りかなぁ」と、大岩を通る度になんとなく辺りを見渡してはいたもののずっとお訪ねする機会がなく…

行ってみたいと思っていた矢先にグランパパスタッフの吉田様から『富士山を登る登山愛好家でもある珈琲焙煎の魔術師のコーヒー豆の専門店』とご紹介を頂き、訪問が叶いました!

県道158号線、セブンイレブン富士宮橋戸店さん付近を捜していましたが、住宅が立ち並ぶ入り組んだ道の先で、知る人ぞ知る隠れ家的な場所にありました。

コーヒー豆の専門店と聞いていたので、豆の購入ができる場所とばかり思っていましたが、焙煎所の中にはカウンター席があり、その場で珈琲焙煎の魔術師ことオーナーの林さんが珈琲を淹れてくれます。

メニューは中煎り、中深煎り、深煎りの3種類に分かれ、それぞれの特徴が書かれています。

初めて来たお店なので、無難に「あまり苦みがなく、飲みやすいモノ」を…とお願いして林さんが選んでくれたのは中深煎りの『ブラジル』です。

カウンターの背面には世界地図が貼られていて、珈琲豆の産地が記されています。

こんな遠くから遥々来た珈琲豆だと思うとありがたみが増して来ます。

取り寄せられた生豆の中には、カビ豆、虫食い豆、死豆、未熟豆などと呼ばれる豆が混入していることがあり、欠点豆が混じったまま焙煎すると、出来上がり味に悪い影響が出てしまいます。

珈琲の品質を保つため『欠点豆』を丁寧に一粒ずつ除く(ハンドピック)のですが、ハンドピックの精度は、機械では出来ないため、林さんが全て手作業でやっているそうです。

大和鉄工所の技術とカフェバッハの焙煎技術を取り入れた日本製焙煎機を使い、季節ごとにその日その日の、気温、湿度、時間帯によって、また生産地によって生豆の含水量や粒の大きさ、厚み、さらに収穫年によっても違うコーヒー豆に最適な焙煎をされています。

そして、焙煎後にも、もう一度、一つ一つ丁寧にハンドピックをして焦げ豆、ムラ豆を取り除いています。

これだけのこだわりを持って、手間暇かけて選ばれて作られた焙煎したばかりの新鮮なコーヒー豆を、新鮮なうちに提供してくれるのが、『大岩珈琲』です。

これだけでもいつもの一杯が特別なものに感じるのは言うまでもありません。

注文したコーヒー豆を目の前でミルで挽き、丁寧にドリップしていきます。

「一杯の珈琲を淹れるのにこんなに良い香りがするものだったっけ?」と思うくらいに、ドリップしている間にも、芳醇な香りが漂ってきます。

いつもは砂糖やミルクを入れて飲むのですが、ほんのりと甘さと爽やかな酸味が感じられ、「こんなに透き通った味の珈琲を飲んだことがない!」と驚きました。

「こんなにおいしいヴェ〇タースオリジナル をもらえる自分は"特別な存在"と感じた」とおじいさんが話すCMがありましたが、この珈琲は自分を"特別な存在"にしてくれる味でした。

最近は暑さもあり、慌ただしい朝に珈琲を淹れる時間も惜しんでいたのですが、

1杯の珈琲を淹れる時間に

  1. 時間を意識する力
  2. 昨日と同じ今日ではなくて刻々と残された時間が迫っていることを意識すると時間を大切にする。能力を活性化させる。行動力につながる
  3. 引き出しが多くなりコミュニケーション能力が高まる
  4. 聞いてくれる助けてくれる信頼される頼られる
  5. ものごとが円滑に進むようになる

段階を踏みながら、5つの力を意識すると人生が豊かになりますよ。そんな風に教えてくれた林さん。

深煎りのケニアは柔らかく挽きやすいので、その軽快なミルのハンドリングが気持ち良く、砂時計のようにドリップに吸い込まれていく珈琲とわき立つ香りに癒されます。

口に含むとほど良い苦みの中に甘みと旨味が混じった整った味、芳醇な香りが素敵な一日に誘います。

人生を豊かにしてくれる珈琲が、ここにありました!

大岩珈琲
住所:富士宮市大岩882‐1
営業日:13:00~19:00
定休日:金曜日・土曜日

地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

身近の新しい発見や、小さな幸せを探して日々バイクで放浪しながら活動しているライターです。記事を通じてみなさまの発見や幸せに繋がれば嬉しいです。趣味はバイク、ガーデニング、猫(無類の猫好き)です。

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