【肝機能が低下すると…?】~どんな症状に繋がる?~
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です♪
今回は「肝機能が低下すると、どんな症状に繋がるのか?」を解説していきます。
【肝機能の低下】とは、肝臓の働きが悪くなっている状態なので、まずは肝臓について簡単にみていきましょう!
肝臓は右上腹部にあり、重さは約1200gもある大きな臓器です。
1200gもあるので、1Lのパックジュースよりも重いということですね!
以前出した【肝臓の働き】という記事にも書いてますが、
肝臓はさまざまな働きをしています!
例えば…
・脂肪の消化を助ける胆汁の生成
・血糖値の調節
・解毒
・ホルモンの抑制……などなど
では、この働き者の【肝臓】が機能低下してしまうと、どんな症状に繋がるのか?
みていきましょう!
①浮腫(むくみ)
肝臓では、アルブミンというタンパク質の1つが合成されています。
このアルブミンは、体内の水分バランスを正常に保つために大切な物質の1つです!
なので、肝機能が低下することで
↓
アルブミンの合成が低下して
↓
体内の水分バランスが乱れ浮腫(むくみ)に繋がる。
②高血糖
肝臓は、糖を蓄えておく貯蔵庫としての働きもしています。
なので、肝機能が低下すると
↓
糖がちゃんと蓄えられず
↓
高血糖に繋がる。
③血が止まりにくくなる
肝臓では、止血をするときに使われる物質が合成されています。
しかし肝機能の低下すると…
↓
止血に関わる物質の合成が低下して
↓
血が止まりにくくなる。
④黄疸(おうだん)
肝臓では、脂肪の消化に関わる胆汁が作られています。
しかし肝機能が低下すると…
↓
胆汁がちゃんと合成できず、
↓
その成分の一部(ビリルビン)が
血液中にたくさん流れ出てしまうことで
↓
皮膚や眼が黄色くなることがある(黄疸)
⑤その他
その他にもだるい・疲れやすい・食欲がでない・悪心・吐き気・発熱などにも繋がる可能性があります。
肝臓は「沈黙の臓器」とも言われていて、
機能が低下していても、初期では無症状なことが多いです!
黄疸などの症状がでている頃には、
症状が進行している可能性が高いので、
定期的な健康診断が大切となります。
そして、適度な運動習慣や、食生活を整えて、
肝臓が元気で働ける体内環境を維持できるようにしましょう♪
参考になれば幸いです(^^)
ではではっ
また次回の投稿で(@^^)/~~~
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