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隅田川花火大会ピカチュウ花火登場も話題のアニポケ、今こそ楽しむべき3つのポイント

小新井涼アニメウォッチャー
AnimeJapan 2023展示(筆者撮影)

隅田川花火大会に登場したピカチュウ花火、及びそれに合わせて点灯されたスカイツリーのキャプテンピカチュウライティングも大きな話題を呼んだアニメ「ポケットモンスター」。

実はリアルイベントだけでなく、アニメ本編の方も、この夏にぜひ抑えておきたい熱い展開を迎えているのをご存知でしょうか。

『最近みてないな』、『ゲームはやってるけど…』といった人達にもぴったりの、この夏休みシーズンにこそアニポケを楽しみたい3つのポイントを紹介します。

1.アニポケ初めて・久々の人にも:今ならすぐ追い付ける、新たなストーリー

今年4月、装い新たにスタートしたアニメ「ポケットモンスター」。

新しい主人公達が、ポケモンやバトルに初めて触れながら展開していくオリジナルストーリーは、しばらくアニメを離れていたという人や、実は初めて触れるという人が、主人公達と共に新たにアニポケの世界に飛び込んでいくのにもぴったりの内容です。

そんな本作は、ポケモン達と共にバトルや成長、冒険を繰り広げるという魅力はそのままに、新たな要素として、アニメオリジナルのメインキャラ達が織り成す群像劇的なドラマが描かれるのも大きな特徴のひとつ。主人公2人と6人の仲間達、そしてそれぞれのポケモン達が織り成す新鮮な大所帯の旅、そして主人公の持つペンダントを追う謎の組織も加わり複雑な相関図を展開する新たな物語。これらをいちから楽しむのにも、夏休みシーズンで一気に追いつける、まだ15話(1クールと少し)という今のタイミングはぴったりとなっています。

  • 前述の“キャプテンピカチュウ”も本作に登場する旅の仲間

2.ゲームをプレイしている人にも:気になるオリジナル展開とお馴染みのキャラの登場

原作ゲームを遊んでいる人にも嬉しいのは、ゲームでもお馴染みのキャラの登場です。

本作の舞台は、パルデアをはじめとするゲームに登場する地方。そしてそこで出会う人々の中には、アニメオリジナルキャラだけでなく、原作ゲームでお馴染みのキャラも含まれています。

そんなゲームキャラ達が、アニメオリジナルストーリーの中で、ゲームとは違った物語との関わり方をする姿は毎回注目が集まり、先日も最新作「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」の注目キャラ・ナンジャモがアニポケに初登場し、アニメキャラとの意外な関係性やその活躍が「#ナンジャモアニポケデビュー」のハッシュタグと共に話題となりました。

また本作は、原作ゲーム最新作の舞台・パルデアだけでなく様々な地方が登場するのも特徴。主人公達が次に目指す地として「ポケットモンスター ソード・シールド」の舞台・ガラル地方の名前が登場しただけでなく、今月新たに発表されたスペシャルビジュアルにも、ガラルのジムリーダー・カブの姿が描かれており、ファンの間でも話題となりました。

ゲームでもお馴染みのキャラ達が今後どう登場するのかにも大いに注目が集まる中、ゲームプレイヤーにとっても先の読めないオリジナルストーリーに今のうちに追い付いておくにも、この夏休みシーズンはぴったりのタイミングです。

3.追い付くのにぴったりな配信も

そんなアニポケに、この夏のタイミングで追い付いておきたい!という人にも安心、本作はNetflixやPrime Videoをはじめ、すぐ視聴を開始できる配信環境も充実しています。

加えてこの夏は、来月8月25日までの間「夏はやっぱりポケモン!ピカッと無料一挙配信キャンペーン」も開催中。第12話までではありますが、これまでの冒険にいつでも追い付けるようになっています。

更に来月8月からは、長い夏休みシーズンに他にももっとアニポケを楽しみたいという人にもぴったりな、Prime Videoでの「劇場版ポケットモンスター」歴代シリーズの配信も再び開始。

リリースから早速話題のPokémon Sleepや、来月から日本で初開催される2023 Pokémon World Championshipsなど、あらゆる場面でこの夏大いに盛り上がっているポケモンですが、アニメをチェックしておくのにも、この夏はぴったりのシーズンとなりそうです。

アニメウォッチャー

北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院博士課程在籍。 KDエンタテインメント所属。 毎週約100本以上(再放送、配信含む)の全アニメを視聴し、全番組の感想をブログに掲載する活動を約5年前から継続しつつ、学術的な観点からアニメについて考察、研究している。 まんたんウェブやアニメ誌などでコラム連載や番組コメンテーターとして出演する傍ら、アニメ情報の監修で番組制作にも参加し、アニメビジネスのプランナーとしても活動中。

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