なすの「アク抜き」は「塩水」を使ってください!!【たった2つの理由とは?】
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
皆さん「なす」は好きですか?好きですよね!!(威圧)
あの「とろっとした食感」がたまりませんね〜
そんな、なすですが皆さんは「アク抜き」ちゃんと出来ていますか?
『水に浸けておけばいいんやろ?』と思った方は…ちょっと待ってください!そのやり方は確かに、不正解では無いのですが、100点のアク抜きではありません。
では、私(板前)がプロがやる、アク抜きのやり方をお教えしましょう!
今回のポイントは2つあります。
・「塩水」
・「時間」
この2つの事を意識する必要があります。
では、1つずつ見ていきましょう。
「水」より「塩水」を使うべし!
これが1つ目のポイントになります。
『なぜ、塩水なの?』と思った方の為に説明しましょう!
【塩水を使う理由】
油の吸いすぎを防止できるから。
なすを炒めると分かりますが…『お主、なんでこんなに油を吸うんだ!』とツッコミたくなるほど、なすは容赦なく油を吸います。もう、見ているだけで恐ろしい光景です…。
そんな時は塩水を使うと、吸い過ぎを防止できるのです。
つまり「カロリーの抑制」に繋がるという事です!
「カロリーの抑制」という事は「健康に良い」という事!
だから「塩水」を使うのです。
3分間以上浸さない!
3分間以上、塩水に浸すの良くありません!理由は…
なすに含まれる「ナスニン」や「カリウム」は水溶性のため、長時間の塩水に浸すと栄養が流れ出てしまうから
【ナスニンとは】
→ナスに含まれるポリフェノールの一種であり、「抗酸化作用」や「抗炎症作用」「血糖値の調整」を期待できます。
一連の流れを見てみよう!
それでは、最後に2つのポイントを踏まえた「アク抜き方法」の手順を見ていきましょう!
【手順】
①なすは作る料理の用途に合わせて、カット。
②塩水に3分間浸す。
→水1リットルに対して塩大さじ1
③水を切り、キッチンペーパーで拭く。
いかがでしたでしょうか?
「塩水」を使うことで…油の吸いすぎを防止できるなんて驚きに情報ではなかったでしょうか?
ぜひ、活用してくださいね!
【料理上級者用・記事】
ブロッコリーを「水」で洗っている方は…【ブロッコリーは「水で洗っても意味がない!」料理人が“正しい洗い方”を徹底解説!】という記事を書いたので良かったら、見てみて下さい!