エンジンオイルの性能って数値化できるって知ってた?
二輪用品店のオイルコーナーに足を運ぶと無数に陳列されているエンジンオイル。
「どれがいいの?」って思ったことはありませんか?
オイルを選択する際に、気を付けなければならないのは粘度。
車種ごとに適合する粘度は決まっているので、ここは要チェック。
10w-40とか、5w-40とか書いてあるあれです。
基本的には特殊なバイクは別として、大体は10w-40ぐらいを採用している印象が強く、売り場でも主力となっています。
ただ10w-40に絞ってみても、ホンダやヤマハといったメーカー純正オイルからワコーズなどのケミカル専門ブランドの製品まで数多く揃っています。
沢山の製品中から選ぶのは至難の業。
実際に量販店スタッフを取材すると、スタッフが進めたオイルを選ぶお客様が大半なんだそう。
でも実はエンジンオイルの性能って一部見える化できるのをご存じでしょうか?
それがチムケン試験機です。
エンジン内は金属部品の集合体で、エンジンオイルが潤滑性能を担っているのはご存じの通り。
チムケン試験機では、オイルを潤滑させている状態で金属同士を接触させ荷重を加えて、焼き付き限界荷重を測定することができます。
もちろんエンジンオイルは潤滑以外にも冷却や密閉など役割が多く、上記試験で全ての性能が測れるわけではありません。
ただ素人には性能が全く分からないエンジンオイル性能の一端が見えることは間違いありません。
動画では実際にチムケン試験機を操作して実験してみました。
また、これまた性能がわかりにくいオイル添加剤を加えて違いも測定してみましたので、チェックしてみてください。