中東を襲う新型コロナ・ウィルス(2)
高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長
ガザを包囲しているイスラエルでもウィルス感染が報告されている。医療水準の高い国だけに、対応は中東の中では際立っている。3月末の数値では死者が10名で感染者3035が確認されている。こうした数値が出てくること自体が医療レベルの高さの反映であろう。しかし、ユダヤ教の超正統派と呼ばれる人々の一部は、多数が集合して行う儀礼の中止には懐疑的であり、感染が押さえ込めるかはイスラエルの医療水準をもってしても不透明である。
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