Yahoo!ニュース

婚活でモテるメールを書くための3つのポイント

村上れ以子成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者
婚活でモテるメールを書くための3つのポイント

今や、私たちのコミュニケーションツールとして不可欠となった、メール。

メールを上手に使えるか使えないかで、次の返事がもらえるか、近い存在に感じてもらえるか、変わってきます。

今日は最初のアプローチに対して返信があったときの、2度目のメールをどう書くか。

3つのポイントを解説します。

こんなメールが書けたら、あなたもモテるかも!

【例】

メールありがとうございます! 返信してもらえて、本当にうれしいです(^^)

お忙しい中、ありがとうございます!!→【1】

〇〇さんは海外旅行が好きなんですね。

私も海外が大好きです。

高校時代に、ちょっとだけ留学していた場所なので、カナダが好きですね。

ホストファミリーに同じ年齢の子がいて、言葉はあまり通じなかったですけど、いつもバスケットを一緒にしていました。→【2】

今はフェイスブックで友だちです^^

〇〇さんが行った場所では、どこが良かったですか?→【3】

【1】喜びの言葉や感謝の言葉を入れる

喜びや感謝の言葉は、3度くらい入れていいですよ。大げさめでいいんです。

一般的には、知らない人からのメールは、無視か削除しますが、今回は出会いを求めて“婚活現場”にいる者同士。

メールに返信をくれたということは、「あなたに興味があります」という意思表示です。

だけど相手の心情を考えると、会ったことがない人なので、まだ警戒心もあります。

「興味があるからメールしたけど、まだ信用はしていない」状況です。

なので、2度目のメールは、思いっきり明るく喜ぶ無邪気なあなたを“演出”するんです。

顔文字とかを使ってもいいですね。

【2】徐々に「自己開示」。そのときに、映像がうかぶような表現を使う

2度目のメールから、自分の情報を相手に認識してもらいます。

このとき、少し難しいかもしれませんが、『脳裏に映像で浮かびやすい表現』を使います。

例えば、

1「私は金魚を飼っています」

2「私はお祭りですくってきた金魚を飼っています」

3「私はお祭りですくってきた金魚を飼っています。2年半育てたら25センチになりました」

1より2、2より3、3より4 のほうが、情報量が多く、脳裏にイメージがわきやすいですね。

金魚を飼っている私と、お祭りですくってきた金魚を25センチまで育てた私。

後者のほうが親近感を持ってもらいやすく、反応もしやすいので返信してもらいやすいと思います。

このテクニックは、新聞記者時代に私が心がけていたことの1つなんです。

新聞の読者は、必ずしもスポーツ中継やスポーツニュースで、映像としてそのシーンを見たわけではありません。

でも、活字で認識するより映像で認識したほうが、印象が濃く、感動していただけるんです。

なので、ちょっと読者の方に、イメージングという形で脳を使っていただく。

「グッ・ショッ」

軽いドローがかかった白球は、西海岸特有の海風に乗って、はるか遠くのフェアウエーをトントンと転がった。

軽く手を挙げて、△△は深く息を吐き、この日初めて白い歯を見せた。

初めてのメジャー、初めてのティーショット。

18歳のマスターズ挑戦が始まった。

どうですか?

情景は、言葉以上に、選手の心情を映し出すものです。

「素晴らしいショット」とか「緊張から解放された」なんて、陳腐な言葉を使うより、「はるか遠くのフェアウエーを転がる」「深く息を吐き、この日初めて白い歯を見せた」と書くほうが、臨場感と説得力があり、△△選手を近く感じませんか?

【3】最後は 『オープン・クエスチョン』

けっこう有名な言葉なので、聞いたことがある方も、いらっしゃるかもしれませんね。

質問の形式には、『オープン・クエスチョン』と『クローズド・クエスチョン』があります。

『クローズド・クエスチョン』とは、イエス(はい)かノー(いいえ)かで答えられる質問です。

例えば、「あなたは〇〇が好きですか?」「そこに行きましたか?」といった質問です。

『オープン・クエスチョン』は、イエスかノーでは答えられない質問です。

例えば、「どうしてそうしたんですか?」といった質問です。

オープン・クエスチョンの良いところは、相手の答えに何かしらの情報が入るので、その後に話を展開させやすいことです。

新聞記者として取材をしているときも、はい、いいえの返答しか戻ってこないインタビューなり質問なりをする記者は「使えない」と思われていました。

イエス、ノーだけじゃ、記事にも話題にもできませんからね。

例えば野球のインタビュー。

Q「今日のホームランは最高でしたね!」

A「はい、最高っス」。

ヒーローがこう答えてくれたら、まだマシですが、謙遜して、選手はこう言うかもしれません。

A「いえ、そうでも・・・」

完全なる、クローズド・クエスチョンです。しかも、答えはノー?!

勝ったのに、ヒーローなのに、後ろ向きな記事を書けと・・・?!

では、こんな質問はどうですか?

Q「ホームランの後、とてもゆっくりベースを回っていましたね。どうしてですか?」

A「病気で入院中のファンの子から、ホームランを打ってとメッセージをもらっていたんです。少しでも長くテレビで見てもらおうと思って」

記事、書けますね。

メールだって、同じです。

オープン・クエスチョンで、次のメールに書くべき内容を、相手からどんどん引き出しましょう!!

「〇と×と△、どれ?」といった、二択や三択でもOK。

相手が返事の内容に困ることがない、これも『オープンクエスチョン』の利点です。

成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者

キャリア5年で成婚数、成婚率とも東日本1位仲人士に。17年間のスポーツ担当記者時代に取材した国内外トップスポーツ選手・コーチの必勝ノウハウを婚活にいかし、難しいといわれる30代・40代・50代の中高年と親の婚活で、通常の8倍の割合で会員を成婚に導く。慶應義塾大法学部政治学科卒業。既婚、二児の母で、趣味は子どものスポーツ応援。

村上れ以子の最近の記事