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食べない理由が1つもない「体に良いフレンチトースト」で腸活とダイエットが順調です!

 実は最近、「体に良いフレンチトースト」を発明してしまいました。しかも材料たった4つで、10分もかかりません。(ノーベルフレンチトースト賞、欲しいです。)

 その発明の裏では、とある1つの食材が鍵になっています。そう!「オートミール」です。お米やパンと比べると馴染みが薄いかもしれませんが、正直おいしいのにスーパーフードと言えるくらい素晴らしい効果があります。なので、まだオートミールを食べたことがない!場合も、ぜひ参考にしてみてくださいね!

オートミールの栄養価と健康効果

 そういえば、ここ最近スーパーで「オートミール」を目撃する機会が増えたのですが、気のせいでしょうか…?健康オタクの筆者としては、嬉しいことです。

 まずはレシピの前に、何がそんなにスゴイのか!?を簡単に見ていきましょう。オートミールで、特に注目したい栄養素は以下の通り。(※1)

<100gあたり>
タンパク質:16.9g
食物繊維:10.6g
マグネシウム:100mg

これは100g当たりの量ですが、仮に1食を30〜50gだと想定しても素晴らしい栄養バランスと言えます。特にタンパク質については、穀類No. 1の量!

お肉や魚に含まれている動物性タンパク質は、摂取しすぎると腸内環境を荒らしやすいです。しかし、オートミールに含まれるのは植物性タンパク質なので、その点も良いですね。(もちろん、植物性でも食べ過ぎは注意)

具体的に報告されている健康効果としては、次の3つがあります。

  • 血液中の悪玉コレステロールが減る(※2)
  • 痩せやすくなり、体重が減少する(※3)
  • 腸内の炎症を軽減する(※4)

これは、食べない理由がないですよね…!続いては、そんなオートミールを使った、簡単で美味しい腸活レシピをご紹介します。後半では、一日の中でいつオートミールを食べるのが効果的なのか?についてもお伝えしますね。

<材料>オートミールのふわとろ腸活フレンチトースト

・オートミール…30g(クイックオーツ)
・豆乳...100g(又は牛乳)
・たまご…1個
・砂糖かハチミツ…大さじ2(ラカントも可)
・塩…ひとつまみ

<作り方>オートミールのふわとろ腸活フレンチトースト

①容器にオートミールと豆乳を入れたら、600wでレンチン1分半して全体をごちゃごちゃ混ぜる。

②卵も入れてよく混ぜる。

あればバニラオイルも数滴入れると、もっと美味しい!

③フライパンに②を流し入れて、蓋をして弱火で焼く。

裏面が固まってきたらひっくり返し、両面に焼き色がついたら完成です!(とろとろ柔らかめなので、ひっくり返す時はお皿を使うと安心です。)

オートミールはいつ食べるのが1番効果的なの?

 大前提として、いつ食べてもOK!です。というのも、「この時間帯に食べないといけない!」と縛られてしまったら、食事の楽しみが減っちゃう気がするので…(汗)

 その上で、おすすめするとしたら「朝食としてオートミールを取り入れること」です。というのも、朝に食物繊維が豊富な食事をすると、お昼ごはんと夜ごはんにまで良い影響を与えることが分かっているんですね。

具体的には、血糖値の急上昇を防いでくれて「太りにくくなったり」「糖尿病の予防になったり」などです。(セカンドミール効果と呼びます)

 なので、もし朝にオートミールが食べたい気分だったら、どんどん食べていきましょう!笑

オートミールのフレンチトーストで、美味しく腸活!

今日は、オートミールを使った「ふわとろで最高に美味しい!体に良いフレンチトースト」をご紹介しました。オートミールは栄養価が高く、多くの健康効果を持つので、まだ食べたことがなければ1度買ってみてくださいね。

朝食はもちろん、おやつの1つとしても参考にしてみてください!

出典(※1)文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」(2020)
(※2)Rgia A Othman「Cholesterol-lowering effects of oat β-glucan」(2011)
(※3)Victor L Fulgoni「Oatmeal consumption is associated with better diet quality and lower body mass index in adults: the National Health and Nutrition Examination Survey (NHANES), 2001-2010」(2015)
(※4)Rupak Shivakoti「Intake and Sources of Dietary Fiber, Inflammation, and Cardiovascular Disease in Older US Adults」(2022)










「世界中の論文を基にした」根拠のある健康情報&「簡単・腸に良い・美味しい」腸活レシピを発信中!医療法人のプログラム監修や、腸活スクールも主宰しています!

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