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【西宮市】今回で90回目を迎えた、門戸厄神東光寺の「であい市」。その継続の秘訣とは・・・。

古本卓嗣地域ニュースサイト号外NETライター(西宮市)

年に4回(5月・7月・9月・11月の第1日曜日)に行われているイベントで、コロナ禍もあって2年間中断したこともありましたが、今回で90回目を迎えました。

いわゆるお寺や神社の縁日と違い、フリーマーケットなのが特徴。

もちろん、飲食のお店もあります。

地元の門戸厄神地域活性化委員会も、独自のテントを設置。

こちらでは、無料でけん玉検定を行っている他、

将棋の対局コーナーでは、大人に挑戦する子供の姿も。

2021年11月には、焼き芋のブースを設けました。

汗と灰にまみれながら頑張る学生ボランティアの姿が思い出されます。

また、中楼門を上がった薬師堂の前にはステージが。

地域の人々がダンスや歌、演奏を披露しています。

様々なプログラムが用意されていますが、一番盛り上がるのは、最後の「餅まき」。

厄神堂の前から、来場者に向けて無数の餅が投げられます。

「大量にゲットしたよ!」と見せてくれました。

今回は第90回を記念して、小袋入りの餅に「あたり」シールが貼られていたようで、

当選者には小型ゲーム機やお米、近くのお店で使える商品券がもらえたとこと。

主催者の方は「近隣の方の理解と協力があって20年以上続いている。最近は学生の参加も増えてきた」とおっしゃっていました。

単なるお祭りとしてだけでなく、色々な人や世代を繋ぐイベントとして機能しているのが、長く続いている秘訣なのかもしれませんね。

・門戸厄神東光寺
 兵庫県西宮市門戸西町2-26
 TEL:0798-51-9090

地域ニュースサイト号外NETライター(西宮市)

生まれ育ちも甲子園の、生粋の「宮っ子」です。過去にはホッカイドウ競馬や、まちライブラリー協会「BOOK FESTA」で公式レポーターとして活動も。時には、西宮・さくらFMに「鉄道案内人」としても出演します。

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