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【京都市中京区】海苔の大森屋が寺町京極商店街におむすび専門店を開店! 初日から行列 イートインも

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 大森屋のおむすび専門店「のり結び 京都寺町店」が2022年4月15日に、寺町京極商店街に開店しました。1927年創業の「海苔の大森屋」が手掛けるおむすび専門の第1号店とあって、この日は、開店時から行列が続いていました。

 午後のランチタイムピークを過ぎて、ようやく店内に入ることができました。1Fでおにぎりや海苔をチョイスします。

 大森屋自慢の海苔は3種類から選べます。3種類とも、贈答用でしか味わえないような、最上級品を使用しています。手巻き寿司に使う2切サイズ。おむすびと別添えのため、パリッとした食感や味の違いを存分に楽しめます。

 やわらかくうまみの強い「有明海産焼き海苔」、色つやや香りがよくしっかり食感の「瀬戸内海産焼き海苔」、北海道産真昆布だしと宮崎県産醤油を使用した「有明海産味付け海苔」があります。

 「のり結び」の味を一手にあずかるのは、一級惣菜管理士でごはんソムリエの河野孝巳さん。米の炊き加減や具材との組み合わせは試行錯誤を重ね、12種類のおむすびが誕生しました。米は、京都府丹波産コシヒカリ100%、塩は、海水と海藻の旨味が凝縮された「淡路島の藻塩」を使用しています。

 明太子やいくら、焼きサバといった定番商品はもとより、季節ごとの旬の素材を使用したおにぎりも登場します。春は、伝統野菜の京筍を贅沢に使った「三番屋の竹の子山椒煮」、 春らしい「あさり菜の花」。2Fのイートインコーナーで食べてみましたが、旬のやわらかい筍が絶妙に山椒と絡んで、さらにパリパリの極上の海苔で巻いて食べるのですから、さすがにめちゃ美味でした。

 他にも「のり屋の海苔弁当」や万願寺の甘辛煮、出汁香る唐揚げなど京風おばんざいなども販売しています。惣菜は、京のおばんざいの人気店「京菜味のむら」から仕入れています。

 植田宏志営業企画部次長によると「元々商売を始めた地でもあるので、京都のブランドとして海苔のおいしさを発信して、これを皮切りにさらに事業展開していきたいですね」と語ってくださいました。

「のり結び 京都寺町店」 京都市中京区寺町通六角下る桜之町430-4 075-746-5468(代表)

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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