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【京都市山科区】期間限定営業の謎の和菓子店。瓶入り和菓子は見た目が可愛いだけじゃなかった

苑麻地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

渋谷街道にあるセブンイレブン西野八幡田町店の向かいにある、店らしき建物なのですが、筆者が通る時にはずっと閉まっていたので気になっていたのですが、なにやら張り紙がしてあるので確認してみると、「金曜と土曜のみ営業」と書かれていました。

白助甘味堂貼り紙
白助甘味堂貼り紙

シャッター横を見てみると、お店の名前が書かれた張り紙を発見しました。

ここは「白助甘味堂」という和菓子店で、シャッターに貼られていたのは木曜・日曜の定休を金曜・土曜営業に変更するというお知らせの張り紙でした。

白助甘味堂貼り紙
白助甘味堂貼り紙

後日、開店している時に再来訪しました。

白助甘味堂店舗
白助甘味堂店舗

黒を基調とした店構えで、和モダンな雰囲気が漂っています。

店先の垂れ幕看板には「瓶入り和菓子&京ぷりん」と書かれています。

白助甘味堂店頭
白助甘味堂店頭

お店の中も木や竹が使われており、落ち着いたインテリアでまとめられています。

店頭のタペストリーにもあった、カスタード・ほうじ茶・抹茶の3種類の瓶入りプリンと、瓶入りの団子がショーケースに並んでいます。

白助甘味堂店内
白助甘味堂店内

しかし、店内に入って一番目を引くのが、こちらのカラフルな大福です。

15種類の大福は味ごとにそれぞれ色が違っているので、見た目もとってもキュートで、お土産に持って行けば「なにこれ!?」と驚かれること間違いなしです。

白助甘味堂大福
白助甘味堂大福

左からマンゴーあん・ブルーベリーあん・桃あん・ラムネあん・柚子あん・栗あん・抹茶あん・胡麻あん・ずんだあん・ミカンあん・こしあん・塩よもぎ・黒豆粒あん・チョコレート・カスタードです。

1個108円とお手軽に買えるので、好みの味を買うも良し、未知の味にチャレンジするも良しです。

白助甘味堂大福
白助甘味堂大福

カスタードプリンと白助団子(みたらし)と3色団子を購入しました。

プリンはやや硬めで、卵の味が濃厚ですがミルクの風味がマイルドで甘味控えめなので食べやすく、甘すぎるプリンが苦手な人でもおいしいと好評でした。

みたらし団子の方も甘さ控えめですが、団子が柔らかくてもちもちしており、瓶入りなので型崩れや汁漏れの心配がないので、お土産としてはぴったりです。

白助甘味堂プリン・みたらし団子
白助甘味堂プリン・みたらし団子

瓶の蓋には、白助甘味堂のキャラクターが描かれたシールが貼られています。

プリンの方は鶏を抱いていて、みたらし団子の方はあんころ餅を作っている姿、と商品ごとに絵柄が違います。

白助甘味堂プリン・みたらし団子
白助甘味堂プリン・みたらし団子

3色団子ですが、レトロチックな掛け紙が良い味を出しています。

白助甘味堂3色団子
白助甘味堂3色団子

上の3色団子はピンク・白・よもぎとスタンダードなものですが、下の物は抹茶やほうじ茶の風味がするちょっと変わり種の3色団子です。

3色団子というと1つの団子の玉が500円玉くらいの大きさの物が多いですが、こちらのお団子は一回り以上大きいので、一口で頬張ると口いっぱいになってしまいます。

もっちりとしていて、購入した翌日でも柔らかく、大きい分食べごたえがあるので、1本でも満足感が得られます。

白助甘味堂3色団子
白助甘味堂3色団子

ふと店内を見ると、また営業日が変更されていました。

お店の方にお話をうかがったところ、こちらは工場の直営店で、工場の稼働の具合によって営業日を調整されているとのこと。

そのため、工場の繁忙期の秋~冬にかけての数か月は、お店の方も製造のために工場に行ってしまうため、長期間お店が休みとなってしまうこともあるのだそうです。

白助甘味堂営業日
白助甘味堂営業日

店頭の品ぞろえは季節によって変わり、わらびもちやゼリーを販売されていることもあります。

特にわらびもちはトロトロの柔らかさで魅了された人も多く、「今日はわらびもちある?」と買いに来る人もいるくらいです。

夏の間は営業されるとのことですが、秋を過ぎると次の開店は来年の春という事もあるので、気になる方は早めに購入してくださいね。

【店舗情報】

白助甘味堂

住所:〒607-8358 京都府京都市山科区西野楳本町13-2

営業時間:木~土曜日 9:30~16:30

店休日:日~水曜日(2022年7月2日現在。工場の繁忙に伴って店休日の変更、長期休業もあり)

電話:075-584-4477

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

地域ニュースサイト号外NETで京都市山科区・東山区のライターをしています。過去6回の引っ越しもすべて京都市内という、京都LOVERな京都生まれの京都育ち。元不動産営業&ライターという地理勘と経歴を生かし、「観光地としての京都」・「地元民から見た京都」のメジャー&ニッチな情報の発信を目指しています。「古き良き祇園」・「フォトジェニックな旬なスポット」・「日常の地元情報」と、さまざまな山科区・東山区のトレンド情報をお届けしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

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