【千葉市】飲むぞ!クラフトビール専門店が幕張でオープン。樽生ビールを堪能しよう
幕張にふらっとはいれるビアスタンドが開店。オープン初日から大盛況のそのワケとは
JR総武線「幕張」駅から徒歩5分くらいのところに「MIHAMA BASE BEER STAND MAKUHARI(ミハマベース ビアスタンドマクハリ)」がオープンしました。大通りからちょっと曲がったところにたたずむ店舗は開店初日から多くのお客さんで盛り上がっていました。
2022年8月20日にオープンしたこちらは立ち飲みオンリーです。お客さん同士の距離が近いこともあってワイワイとした雰囲気なのがいいですね。
店内入り口のモニターに本日のメニューが表示されています。サイズはパイント(Pint)かハーフパイント(Half)の2種類です。1パイントは500mlくらいあります。色々な種類を飲みたい場合はハーフにして、お気に入りのビールがあればパイントにする、というのもいいですね。売り切れのこともあり、その場合は店員さんが教えてくれます。
飲みたかった2番が売り切れだったため、代わりに入荷したSTONE/Sublimely Self-Righteous(Black IPA)を1パイントいただきます。ABV:8.7%、IBU:90と、なかなか濃いめのやつで嬉しいです。IPAはビールの種類で、なかなかに奥深いので説明は省略いたします。ABVはアルコール度数、IBUは苦みの基準です。日本の有名どころのビールがIBU:20前後なので、それを考えるとなかなかに深い味わいであることが想像できます。
お会計は現金、もしくはクレジットカード(VISA,Mastercard,JCB)のみでした。ICカードやQRコード決済は今のところ対応していません。ですが、お店の人によるとICカード、QRコードは順次対応予定とのことです。
驚くことに、お通し代(チャージ)はありません。これも盛況に一役買っていると考えます。とてもありがたいです。
目の前で注がれる一杯。なかなか味わえない濃厚な樽生ビールと破格のレバーパテを堪能
オープン特価として1パイント1100円と、お得な値段でいただけました。(掲載時点で特価の期間は終了しています。あしからず)フチまでみっちり注がれたグラスを持って空いているスペースに向かいます。目の前で注いでもらえると「私の一杯」って感じがしてワクワクしますよね。
飲んでみると舌ざわりが優しく、ガツンとくる苦みが和らぎます。IPA特有のホップのフルーティーな香りが広がってゴクゴクのめちゃいますね。黒ビールというとスタウトのイメージだったのですが、こういう種類のビールもあるのか、と勉強になりました。ビールの世界は奥深い。
フードもなにか頼みたくなって、イベリコ豚のレバーパテをいただきました。
レバーパテというと苦みの強いイメージでした。けれども、こちらは程よい苦さでくさみもなく、しつこくありません。きっちりと練り上げられており、しっとりとした食感がやみつきになります。ピンクペッパーのピリリとしたアクセントもいい。ビールがグイグイすすみます。なんとこれが600円というのだから驚きです。これもオープン特価だったのでしょうか。おかわりしたかったのですが、これが最後の一品だったようです。人気の理由がわかります。
レバーパテで飲みにもブーストがかかって、あっという間にグラスが空いてしまいました。あともう一杯くらいいきたいな、と思い、今度はショーケースのなかのビールを飲んでみることにしました。
星の数ほどあるクラフトビール。その奥深さに、沼る。
パッケージにひかれてWest Coast Brewing / Starwatcerを注文。お店のなかのショーケースから選んだビールを飲む場合は抜栓料(ばっせんりょう)がかかるみたいです。別名、持ち込み代とかグラス代とか言われているものですね。
こちらもIPAだったのですが、さきほどの深い味わいとは対照的に爽やかでフルーティーさが際立ったものでした。マスカットやオレンジを思わせる香りと、オレンジピールのような渋みがマッチしていて、Black IPA以上にゴクゴクいけます。苦みとか渋みはたしかにビールなんだけれど、まるでもぎたての果実のようなフレッシュな香りに驚き、こんな飲み物があったのかとビール沼にはまっていく感覚がしました。
こちらもアルコール度数はしっかりあって7%程度です。量も500mlあるため、グラスが空になるころにはいい感じに酔っ払いました。
Wifiや電源スペース(コンセント)があるところも、とてもありがたいです。こうしたインフラがしっかりしていると、ふらっと立ち寄りたくなってしまいますよね。
また、一般酒類小売業免許を取得しているとのことで、クラフトビールのテイクアウトが可能です。さきほどのショーケース内の缶ビールだけでなく、ビールサーバーから注いだビールをプラスチックのテイクアウトカップにいれてもらうことができるんです。自宅に持ち帰ってゆっくり飲むも良し、外の風を浴びながら飲むも良しですね。幕張の浜で夕陽を見ながら飲むこともできると考えたら最高ですね。
なんでもこちらの店舗、稲毛海岸にあるWORLD BEER&DINING MIHAMA BASE ワールドビア&ダイニング ミハマベースの2号店なのだそう。そちらにはテーブル席があり、カウンター席にも椅子の用意があるとのこと。スタンドでさくっと飲むか、席に座ってゆっくり飲むか、シーンによって使い分けられるのはいいですね。
駅近でふらっと飲めるクラフトビール専門店へ、みなさまもぜひお立ち寄りください。そして素敵なビールライフを。