AmazonブラックフライデーでおすすめなiPadは!?対象のiPad 2種を比較してみた!
今回セール対象になる10インチクラスのiPad 2機種、どちらがどんなユーザーにマッチするのでしょうか。その辺りを少し掘り下げてチェックしていきます。
2024年Amazonブラックフライデーのセール対象iPad 2機種
X(旧:Twitter)も更新しています。
今年もブラックフライデーの季節がやって来ました。AmazonのセールではApple製品もセール対象になるところも特徴の1つかもしれません。Appleのデバイスが割安に購入できる機会って結構貴重ですからね。
ポイントアップキャンペーンが今年も開催されるため割引対象にならなくても実質お得に購入できるチャンスです。
2022 Apple 10.9インチiPad
2022年モデルのiPadメインストリームクラスのモデルです。
採用しているSoCはA14 Bionicで多少世代が前のものとなりますが、一般的な使い途には今でも十分な性能を持ちます。
動画編集や最新の3Dゲームなど、タブレットの性能を極限まで使いきるようなソフトでは新機種に劣るシーンが出てきますが、より一般的な使い途で処理能力、レスポンスなどに不満を感じることはまずないでしょう。
ほどほどの性能な分、手を出しやすい価格設定になっているのはこの機種ならではの強みです。
2024 Apple 11インチiPad Air
最新のiPad Airです。
SoCは「M2」にアップグレード。よりパワフルになりました。
AppleのM2チップはインテルのCPUを止めたときにAppleがMac用に自社で開発したSoCの第2世代。元々がパソコン向けのチップですからとてもパワフルです。CPUは世代的にiPhoneなどのA15 Bionicあたりと同世代になるようですが、回路規模が大きい分、トータル性能ではM2が上回ります。
統合メモリも8GB搭載していて潤沢。従来ならタブレットでは考えられなかった重いタスクにも対応できる可能性があります。
その他は今までのiPadどおり。安心して誰でも使える機能と使いごこちが実現されています。
それぞれの機種がオススメなユーザー
もともとタブレット端末はごく一部の、例えばマイクロソフトのサーフェスシリーズのような2in1 PCぐらいにしかハイパワーな機種がありませんでした。コンテンツを作る側と言うよりもコンテンツを閲覧・消費する側の端末と考えられてきたからでしょう。
電子書籍を読んだり、Webサイト閲覧を行ったり手軽なネット動画を見る目的にちょうどいいデバイスだった、というのがその一因だと思います。
ただ、スマホの普及度合いが上がって高性能化、使い方の多様さが広がってから、タブレットの流れも少し変わってきたように思います。クリエイティブな作業を行ったりゲーム性が高いゲームタイトルを遊ぶならより画面が大きなデバイスの方が使いやすいからです。
そんな流れにもいち早く対応してきたのがiPadシリーズだと思います。今回取り上げる2機種もタブレットとしてはかなり高性能なデバイスです。ではそれぞれがどんなユーザーに向くのか、もう少し掘り下げて見ましょう。
タブレットで重い作業をするユーザー
動画編集などの作業負荷が高い処理をタブレットでやってみたいユーザー、最新の3Dのゲームをガンガン遊びたいユーザーは2024年モデルの11インチiPad Airのほうが良いでしょう。CPUパワーでもGPUパワーでも1ランク上の能力を発揮します。
ザックリしたイメージでは、2024年のスマホではハイクラスの中ぐらいの性能と考えてもらえばいいでしょうか。ハイエンドまでは行きませんが、ミドルクラスからは頭1つ抜けた性能を持ちます。
様々な事情からパソコンがすごく高くなっていますので、このクラスのタブレットにクリエイション作業を任せるって手もあるかもしれません。
一般的なタブレットの使い方をするなら
そういった使い方ではなく、より一般的な電子書籍リーダーやWebサイト巡回、動画視聴などメインで使うなら2022年版の10.9インチiPadで十分以上の能力があります。
とはいえこちらも2024年の水準ではスマホのミドルクラス上位ぐらいの性能は持っています。ゲームも描画負荷が高い特に画面にこだわるタイトルでなければ問題なくプレイできるでしょう。ハイエンドタイトルも画面のクオリティの調整で対応できる可能性があります。
価格的にも今回取り上げたiPad Airよりもお手軽で、入手しやすいところもオススメ理由の1つです。