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「とうもろこし」を1ヶ月長持ちさせる!たった10分でできる保存テクを八百屋が伝授

青髪のテツ野菜のプロ

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

暑い日が続いていますね。この季節になると夏野菜が食べたくなる方も多いのではないでしょうか。

数ある夏野菜の中でも、うちのお店で大人気なのはとうもろこしです。

そんなとうもろこしなのですが、鮮度劣化がとにかく早い野菜で、収穫から時間が経てばたつほど糖度が低くなっていくんです。

そこで今回は「とうもろこしのおいしさをキープする保存方法」と「とうもろこしの冷凍保存方法」を紹介していきます。

とうもろこしのおいしさをキープする保存方法

とうもろこしは、鮮度劣化が非常に早い野菜です。

収穫直後から糖度がどんどん落ち始めるので、本当は収穫後すぐに食べるのが一番おいしいんです。

ですので、生のまま保存していては時間が経つごとに食味が悪くなります。

すぐ食べない場合は、すぐに茹でてから冷蔵庫で保存することで、おいしさをキープすることができます。

それを踏まえて、とうもろこしの冷蔵保存方法の手順を紹介します。

とうもろこしの冷蔵保存方法

1.皮付きのままとうもろこしを10分塩茹でする

2.皮つきのままラップでつつむ

3.保存袋に入れる

4.冷蔵庫の野菜室に入れる

この方法で冷蔵したとうもろこしの保存期間の目安はおよそ3日間です。上にも書きましたが、とうもろこしは鮮度劣化が早い野菜で、糖度も落ちていくのでとにかく早めに食べきりましょう。

また、茹でずにレンジでチンしてから保存する方法もあります。

レンチンの方が簡単なので気になる方は「とうもろこしを最も簡単に食べる方法」という記事を読んでみてくださいね。

とうもろこしの冷凍保存方法

とうもろこしは冷凍保存も可能です。冷凍保存の手順を紹介します。

1.ひげとお尻をカットし葉を数枚剥く

2.ラップでつつむ

3.冷凍保存袋に入れる

この方法で冷凍保存したとうもろこしの保存期間は約1ヶ月です。

食べるときは皮付きのまま600wの電子レンジで7分加熱すれば、茹でたとうもろこしのように食べることができます。

とうもろこしの保存方法まとめ

今回は「とうもろこしが長持ちする保存方法」について紹介しました。

とうもろこしは、この時期特売で安く売られていることもあるので、大量に手に入ったときは、今回の方法を試してみてください。

正しくとうもろこしを保存して、捨てることなく最後まで食べ切っていただけると嬉しいです。

他にも「ハズレのとうもろこしを買わない選び方!たった4つのコツを八百屋が伝授!」という記事も書いていますので、気になる方は読んでみてくださいね。

野菜のプロ

現役の八百屋。歴は10年です。ブログ「やさいのトリセツ」運営者。書籍「野菜売り場の歩き方」と「おいしい野菜まるみえ図鑑」「マンガでわかるやさいのトリセツ」好評販売中。Twitterフォロワー75万人を超えました。

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