今日のペレス、ゲレーロJr.、シミエン。彼らのうち、ホームランを打って大谷に近づいたのは…
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9月7日を迎えた時点で、ア・リーグの本塁打トップ4は、43本の大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)、41本のサルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)、40本のブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)、37本のマーカス・シミエン(ブルージェイズ)だった。
この日、ペレスは「3番・捕手」、シミエンとゲレーロJr.は「2番・二塁」と「3番・一塁」として、相次いで始まった別の試合に先発出場した。それぞれの相手は、ボルティモア・オリオールズとニューヨーク・ヤンキース。どちらの試合も、東海岸で行われた。
3人の打席を時系列に並べていくと、以下のようになる。名前の後ろのカッコは、(1)が1打席目、(2)が2打席目……だ。
ペレス(1)
1回表、1死一塁■0対0
三塁ゴロ
シミエン(1)
1回表、1死走者なし■0対0
二塁打
ゲレーロJr.(1)
1回表、1死二塁■0対0
遊撃ゴロ
シミエン(2)
3回表、1死一塁■1対0
四球
ゲレーロJr.(2)
3回表、1死一、二塁■1対0
レフト・フライ
ペレス(2)
3回表、2死一塁■1対4
一塁ファウル・フライ
ペレス(3)
5回表、1死走者なし■2対6
レフト・ライナー
シミエン(3)
5回表、無死走者なし■3対1
★ホームラン
ゲレーロJr.(3)
5回表、無死走者なし■4対1
四球
シミエン(4)
7回表、1死走者なし■4対1
一塁フライ
ゲレーロJr.(4)
7回表、2死走者なし■4対1
ライト・フライ
ペレス(4)
8回表、無死走者なし■2対7
シングル・ヒット
ペレス(5)
9回表、2死走者なし■3対7
二塁フライ
3人のうち、シミエンが3打席目にレフトへホームランを打ち、シーズン38本として、大谷との差を5本に縮めた。前日に「大谷、ペレス、ゲレーロJr.の本塁打王争いに「第4の男」現る!? ここ5試合の5本塁打でその差は…」で書いたとおり、シミエンは9月に入ってからホームランを量産している。6試合で6本。ホームランがなかったのは、1試合だけだ。
ペレスが打った最後のホームランは9月5日なので、まだそうブランクは長くない。ゲレーロJr.は9月6日に、シミエンと2者連続ホームランを記録している(シミエンはその試合で、さらにもう1本打った)。
これを書いている時点で、エンジェルスの試合は、まだ始まっていない。ナ・リーグのチーム、サンディエゴ・パドレスのホームで行うため、この試合はDHがなく、大谷は先発出場しない。
【追記】大谷は代打として出場し、内野安打を記録した。9月8日の試合も、DHはない。