旅行・グルメ・おでかけライターのsatochinです。
お手頃価格のおいしいスイーツが大人気のシャトレーゼ。そんなシャトレーゼが運営するホテルがあると聞いて、ずっと気になっていました。なにやらシャトレーゼのスイーツが食べ放題との噂。そんな夢のようなホテルがあるのならばと、山梨で最大規模の温泉地石和にある「シャトレーゼホテル石和」に出かけてきました。

JR石和温泉駅から徒歩7分の「シャトレーゼホテル石和」

山梨県甲府市に本社がある食品メーカー「シャトレーゼ」。洋菓子、和菓子、アイスクリームを中心に小さな子どもから年配の人まで、多くの人に愛されているスイーツを製造・販売しています。お手頃価格で安全・安心な原料を使用したおいしいスイーツ。筆者も子ども達が小さい頃は、シャトレーゼでアイスクリームやお菓子を大量買いしていました。

そんなシャトレーゼが経営するホテルが山梨、長野を中心にオープン。コンセプトは「家族にやさしいリゾート」。スイーツ同様、気軽に利用でき、家族みんなが笑顔になるホテルなのだそうです。

筆者が出かけたのは山梨県笛吹市の温泉郷石和温泉にある「シャトレーゼホテル石和」。石和温泉まで首都圏から車で90分、電車の場合はJR中央本線が利用でき、アクセスも便利です。

ウェルカムスイーツとワインがお出迎え！

ホテルに一歩入ると左手にはバウムクーヘン工房。目の前でバウムクーヘンが焼きあがる様子を見学できます。これには小さい子どもだけじゃなく、大人も夢中になって覗き込んでいました。

お父さんやお母さんは、子どもバウムクーヘンに夢中になっているうちにチェックイン手続きができますね。お部屋の鍵は15時まで受け取れませんが、先にチェックイン手続きを済ませることは可能です。15時過ぎて鍵を受け取るまで、近くの足湯やワイン工場を観光することもできますよ。

でも、14時半からはウェルカムサービスとして、シャトレーゼのケーキをひとつと、フリードリンクがいただけるので、間に合うように戻って来ましょう！

ホームページには7種類の中からひとつと書いてありましたが、この日は18種類のケーキから選ぶことができました！これは悩みます！でも、嬉しい悩み。

とりあえずシャインマスカットはマストと思ったら、4種類もあります！悩んで、悩んで、悩んで、「葡萄のガトーシャインマスカット」に決定！

うわっ！シャトレーゼはシャトレーゼでもプレミアムブランドのYATSUDOKIのケーキではないですか！シャトレーゼのケーキが親しみやすい子どものおやつだとすると、YATSUDOKIは上質な大人のおやつといった感じです。

フリードリンクには紅茶やコーヒー、ジュースの他にワインもありました。山梨名物の湯飲み茶碗で飲むワイン。日本でもっとも早くワインが飲まれていた山梨では、ワインは特別なものではなく、晩酌時に一升瓶に入れて湯飲み茶わんで飲むものだったんです。筆者は山梨に来ると、必ず自宅用に一升瓶ワインを買って帰ります。

手入れの行き届いた広い日本庭園を眺めながら、スイーツとワインをいただきました。

「葡萄のガトーシャインマスカット」は、マスカルポーネムースの中に爽やかな自家製ワインジュレが入った大人のケーキ。アルコール分が0.522％含まれているので、アルコールに弱い人は注意してくださいね。

湯飲み茶わんで飲むワインは、とっても飲みやすく、水代わりの飲めちゃうのが困りもの。気づけば3杯飲んでしまいました。

ウェルカムサービスは14時半から17時の間限定。遅れずに出かけてくださいね。

※ケーキの種類は季節や仕入れ状況で変わります。

1回500円と有料になりますが、ワインや日本酒のサービスもありました。おつまみつきでお部屋で飲んでも良いそうです。

滞在中はシャトレーゼのアイス食べ放題

チェックインカウンター横にあるボックスの中のアイスは、朝8時半から22時の間は食べ放題です。この日は11種類のアイスが入っていました。

チョコバッキ―（バニラ）、チョコバッキ―（チョコ）、チョコミントバー、チョコバナナバー、アイスキャンディーソーダ、ラムネアイスバー、つぶつぶ果実の温州みかんバー、つぶつぶ果実の瀬戸内産レモンバー、ミニソフト（バニラ）、ミニソフト（チョコ）、和菓子アイス十勝小豆

これが食べ放題！この世にチョコバッキ―が嫌いな人なんているのでしょうか？筆者の家族ならチョコバッキ―を延々食べ続けそうです。

のんびり寛げる広いお部屋

今回洋室ツインのお部屋をシングルユースで利用しました。とにかくお部屋が広い！お相撲さん2人でも余裕で過ごせそうです。ベッドはセミダブルが2台。

窓からは南アルプス連峰が見えました。あいにく雲の多いお天気でしたが、晴れた日はもっときれいに山々が見えそう。

※お部屋によって見える景色は違います。

お部屋菓子はあられ。甘いもの食べた後にこのセレクトは嬉しすぎ！

温泉といえば浴衣でしょう。トイレもウォシュレットつきの水洗トイレでノンストレス。Wi-Fiも早いし、ここでワーケーションしたくなりました。

他にも、小さな赤ちゃんと一緒でも安心な畳敷きの和室やワンちゃんOKのお部屋、バリアフリー対応のお部屋、露天風呂つきのお部屋と、様々なタイプのお部屋があります。

館内にはキッズスペース、カラオケ、卓球もあって、ヤングファミリーから三世代旅行まで、家族旅行が盛り上がりそうです。

温泉とユニークなお湯が楽しめる大浴場

石和温泉は昭和36年（1961年）にぶどう畑の中から湧出した温泉で、その後温泉街として発展し、山梨では最大規模、全国でも屈指の温泉地となりました。

シャトレーゼホテル石和では大浴場に内風呂と露天風呂があり、アルカリ性単純温泉を楽しむことができます。アルカリ性単純泉のお湯は、肌の角質をとる美肌の湯としても有名で、湯上りの肌はツルツルに！肌の弱い赤ちゃんや高齢者も安心して入れるお湯です。

露天風呂からは空が見え、ちょうど出かけた日は十三夜。上にはポッカリと丸い月が浮かんでいました。

白湯のバイブラバスは、マッサージ効果で全身の疲れを癒してくれます。石和はフルーツとワインでも有名な場所。月に数回、ワイン風呂やシャインマスカット風呂などのイベント湯を体験できます。

筆者は運よくワイン風呂に浸かることができました。甘い葡萄の香りにウットリ。夜もぐっすり眠ることができました。

洗い場が多いのも嬉しいですよね。バスアメニティも用意されているので、旅行の荷物も軽く済みます。

滞在中、夜と朝の2回温泉を楽しみました。

※許可を得て営業時間前に撮影させていただきました。

貸切露天風呂も見学させてもらいました。こちらも貸切とは思えないくらい広々としています。もちろんお湯は温泉。そして、バリアフリー対応が完璧！介護用吊式リフトや浴室用車イス、シャワーチェア、移乗台、ステップ台、バスシート、滑り止めマットなどの浴用介護用品も用意されているので、安全に温泉に浸かることができます。

温泉が好きだけど、高齢になって転ぶのが怖くてなかなか温泉に行けないとこぼしている両親を連れてきたい！

ここなら安心して温泉を楽しんでもらえそうです。

大浴場の利用時間は朝5時から9時、10時半から24時。9時から10時半の間にお湯をすべて抜いて清掃しています。

ヨーグルト食べ放題の朝食ビュッフェ

朝食は２階レストランでビュッフェスタイル。宿泊者以外も2,200円で利用することができます。

ビュッフェカウンターにはたくさんのお料理が並んでいました。野菜サラダやポテトサラダ、お豆のサラダ、ブロッコリーとカリフラワー、キャベツの和え物、茄子の煮びたし、肉じゃが、刺身こんにゃくなどなど。温泉でデトックスしたあとの体に、野菜多めのヘルシーなお惣菜は嬉しい限り。温泉卵を使ったちょっと変わったベーコンエッグは、目の前で作ってくれます。

おざらは冷やしたほうとうに温かいつゆをかけて食べる山梨の郷土料理。「とろろをかけてもおいしいですよ」とのことで、とろろをかけていただきました。

稲荷寿司の中がお蕎麦なのもユニーク。

ご飯は山梨県のブランド米「梨北米」。もっちしとした食感で、お米の旨みはしっかりあるのに後味はさっぱり。朝カレーも要チェック！ご飯もいいですがナンと食べるのもオススメ。「ナンはオーブントースターで温めて」と、ここでもおいしく食べるためのアドバイスをもらいました。

ホテルのビュッフェで、こんなにスタッフから声かけてもらえるのって珍しいかも。おかげでおいしく食べることができました。

そして、シャトレーゼのヨーグルト。当然、これも食べ放題。こんなに種類があったんですね。さすがに全部は食べられないので、しぼりたてヨーグルトと、今流行中のギリシャ風ヨーグルトを食べ比べてみました。お腹に余裕があったらフルーツのヨーグルトも食べたかった。

シャトレーゼはパンも人気。でも、今回はお腹いっぱいで食べられませんでした。ドリンクには牛乳以外にリンゴジュースやぶどうジュースまで。

この日の朝食はこんな感じ。

車中泊スポット利用でもアイスは食べ放題

ホテルの駐車場に車を停めて気づいたのですが、シャトレーゼホテル石和には車中泊スポットもありました。くるま旅クラブの会員は1泊2,000円（非会員は3,000円）。なんと車中泊の人もアイスが食べ放題になるそうです。

さらに温泉も1人500円で利用可能。日帰り温泉の入浴料が1,000円なので、かなりお得ですね。しかも、利用回数に制限はないそうです。朝風呂も入れちゃいますよ。

1泊2日で食べたシャトレーゼ商品まとめ

今回、夕食は会席料理のコースしかないとのことで、夕ご飯は軽く済ませたかった筆者は近くの飲食店を利用予定でした。結局ランチで食べすぎてお腹が空かなかったので、駅前のスーパーで購入した枝豆とビールが夕食となりました。

ランチは別記事で紹介した「かけ丼フェア」で、7種の丼とシャトレーゼのケーキ食べ放題にチャレンジ。ここででケーキやゼリー、お団子など、シャトレーゼスイーツをたくさん食べました。

ホテルにチェックインしてからは、アイスとケーキ、ワイン。朝食ビュッフェでヨーグルトと、十分満喫できたと思っています。

結果、「シャトレーゼホテル石和」に宿泊すると、アイスは食べ放題、おいしいケーキがひとつ食べられる、ヨーグルトやパンも食べ放題、温泉も入り放題。レストランのランチを利用するとケーキなどスイーツが食べ放題と、噂は本当だったということが実証されました。

ひとりで来ても楽しかったですが、ここはやはり家族で来てワイワイ過ごしたいですね。特に小さな子どもは大喜びしそうです。

無料で宿泊できる裏ワザは？

最後にシャトレーゼホテルに無料で宿泊できる裏ワザを紹介します。それは入会費・年会費無料のシャトレーゼのポイントサービス「カシポ」の会員になること。全国のシャトレーゼやYATSUDOKI店舗を利用するとポイントが貯まるサービスです。

貯まったポイントは普段の買物でも使用できますが、なんとシャトレーゼホテルの宿泊にも利用できます。

※すべてのシャトレーゼホテルに宿泊できるわけではありません。

今回紹介した「シャトレーゼホテル石和」は1000ポイントで1泊2日ペア宿泊券と交換可能。なんと「シャトレーゼホテル野辺山」1泊2日ペア宿泊券なら700ポイントで交換できます！ただし、「シャトレーゼホテル石和」は、人気施設のためカシポポイント特典 での宿泊は、予約が取りづらい状況となっているそうです。それでも、無料宿泊は魅力的ですよね。

でも100円1ポイントで700ポイント貯めるには、70,000円分ケーキ買うんですか？それは先が長い、無理…と諦めないで。

上記の方法でポイントをザクザク貯めることができます。

クリスマスケーキは4,800円のケーキを10月31日までに予約したら、一気に384ポイントも貯まっちゃいますよ！

筆者は決して、決して、シャトレーゼのまわしものではないのですが、今回記事を書くにあたってこの事を知り、今までポイントをつけずに買っていたことを激しく後悔したので紹介しています。

小さなお子さんのいる家庭では、アイスやお菓子ののまとめ買いをすることもあるのでは？コツコツポイントを貯めて、家族旅行を目指してみませんか？

カシポ会員詳細ページ（外部リンク）

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